パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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やってみよう! ビーチクリーン@片瀬西浜

11月4日、藤沢市の片瀬西浜にて7組18名の組合員とその家族が参加し、ビーチクリーンを行いました。

当日は秋晴れで、しゃがんで作業をしていると暑いくらいの気温でしたが、午前中の1時間、しっかり清掃活動を行ことができました。

秋晴れの中のビーチクリーン

天気予報をみて日程決定、広報期間10日間の初チャレンジ!

今年開催予定のビーチクリーンが2回連続で雨天中止となったので、今回は2週間天気予報を見て日程を決め、紙面での案内は行わずに、LINE公式アカウント「ぱるっと」やFacebook、InstagramなどのSNSで参加募集してみました。
SNS中心の広報で、しかも案内開始から締切まで10日間ほどしかなかったにもかかわらず、7組の方より申し込みいただき、当日は天候にも恵まれ、全員に参加していただくことができました。

   

こんな海岸ごみがありました

砂の中から見つけたごみ

枝や木片も

一見きれいに見えた砂浜ですが、探し始めると、お菓子のパッケージや割れたガラス片、たばこの吸い殻などがたくさんありました。大きなものでは木の枝や焚火をしたような木片などもありました。
また、ビーチクリーンをサポートしている(公財)かながわ海岸美化財団よりお借りした「ざる」を使って砂をふるうと、人工芝と思われる緑色のプラスチック片や発泡スチロールの破片なども見つかりました。プラスチックごみはいったん海に流れ出てしまうと、回収することは非常にむずかしいといわれています。波や紫外線の影響などで細かくなった5ミリ以下のプラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、魚の体内からも発見されているという報告もあります。
神奈川の海岸ごみの約7割は街から、側溝や川に落ちて海まで流されてくるそうです。ごみが海まで流されてしまわないように街をきれいにすることも、きれいな海を守ることにつながります。

◆神奈川の海岸ごみについては動画をご確認ください。
「おうちで学ぼう!ビーチクリーン」(2021年度開催)(パルシステム神奈川公式YouTube『パル★ゆめちゃんねる』内)

楽しく長く続けていこう!

今回のビーチクリーンで拾った全員のごみをまとめると、可燃ごみ2袋、不燃ごみ1袋になりました。
参加者からは「ビーチクリーンに参加することで、海岸ごみの種類やどこから来るのかの理解が深まった」「生活のなかから海洋ごみが出ないようにアクションしたい」「またビーチクリーンに参加したい」などの感想が寄せられました。

これからもビーチクリーンやってみてね!

集めたごみは、かながわ海岸美化財団が回収してくれます

海岸ごみは雨や台風の後に多いといいます。パルシステム神奈川では、今回のようにSNSでの広報を活用しながら、タイミングよくビーチクリーンを行うなど、今後もこの活動を継続し、美しい海を未来につなげる取り組みを行っていきます。ぜひ、下記【関連リンク】より当組合SNSの登録・フォローをお願いします。

また、ビーチクリーンは個人で行うこともできます。最近では、大規模なビーチクリーンイベントだけではなく、個人で気軽にビーチクリーンをする方が増えているそうです。個人やご家族、お友だちといっしょにビーチクリーンをやってみたいと思われる方は、(公財)かながわ海岸美化財団ホームページ内 「ビーチクリーンボランティア募集」をぜひご覧ください。