「生産者とブルーベリー収穫体験♪」を開催しました
8月2日、4年ぶりにジョイファーム小田原で「生産者とブルーベリー収穫体験♪」を開催し、8組21名の組合員が参加しました。ジョイファーム小田原は身近な産直産地で、当組合の組合員との交流企画も多く開催しています。今回はジャムに使用する品種の特徴や生産者のこだわりを知り、その収穫作業も体験してきました。
出発前の大事なお話
ジョイファーム小田原では、「なるべく植物のもつ力を使って育てよう」と除草剤や化成肥料は不使用。神奈川県の農薬使用基準の半分以下に削減するだけでなく、無農薬栽培の作物もあります。今回は無農薬栽培のブルーベリー畑のため収穫体験の際に注意の必要な虫「蜂」「イラガの幼虫」(ヒリヒリガンガン、デンキムシとも呼ばれる毛虫)などについて詳しい説明がありました。
チームに分かれて畑へ
参加者は長谷川タケちゃんチーム、田中コウちゃんチームの2チームに分かれ、ブルーベリー畑に移動。完熟の実の見分け方とジャムの原料となる2品種「ホームベル」「ティフブルー」の特徴を教わり、チーム対抗15分の援農タイム。ブルーベリーは1本の木に、未熟なものと完熟の実が混在するため、一つひとつ確認しながら摘んでいきます。援農のあとは冷たい緑(あお)みかんジュースで一服し、いよいよ各自持ち帰り用のブルーベリーの収穫です。猛暑のなか、たくさん汗をかき、味見もしながらワクワクする時間を過ごしました。
イラガの幼虫
完熟の実を選んで
猛暑のなかで黙々と
収穫を終え、たくさんの笑顔
笑顔あふれる生産者との交流
収穫体験後は梅の里センターで休憩を兼ねた試食タイム。ジョイファーム小田原の大須さんにご用意いただいた特製フローズンヨーグルト(※1)と緑みかんジュース(※2)を味わいホッと一息。どちらも「何度もおかわりしたいおいしさ」と大好評でした。
また、「生産者クイズ」をとおして、①『小田原ブルーベリージャム』にはブルーベリーが7割も使われていること、②生産者(29~91歳)の平均年齢が若手生産者の増加で70歳から68歳になったこと、③ブルーベリーの葉は紅葉し、2~3月に落葉すると赤いじゅうたんのようになること、④イノシシやカラスが収穫時期のみかんに被害を与えるため、緑色の状態で収穫する摘果みかんだけでなく、『緑みかんシロップ』『そのまんま緑みかん』加工用としても栽培していることもわかりました。
参加した職員からは、「産地カード」提出の呼びかけ、独自商品カタログ「いいね!かながわ」の説明や『小田原ブルーベリージャム』の紹介もありました。
※1『小田原ブルーベリージャム』100gをプレーンヨーグルト400gに混ぜて冷凍
※2『緑みかんシロップ』を4倍に希釈
特製フローズンヨーグルト
採りたてのティフブルー
配送センターの職員も参加
援農の結果はコウちゃんチームの勝利
生産者の日ごろの苦労を体験し、みんなで収穫したブルーベリーを計量した結果は、タケちゃんチーム1400g、対するコウちゃんチーム1900g。両チームの合計は3300gとなりました。猛暑のなか、15分の援農タイムで『小田原ブルーベリージャム』190gの約25個分の原料が収穫されました。これらは、『小田原ブルーベリージャム』となり、みなさんのもとに届きます。
『小田原ブルーベリージャム』は誕生から20年
この商品は2003年に、ジョイファーム小田原と生協の交流から生まれました。交流活動の参加者と試食を重ね、甘みと酸味のバランスがよいこの味に決定。ジョイファーム小田原では、『小田原ブルーベリージャム』と『小田原梅ジャム』の売り上げの一部をNPO法人小田原食とみどりをとおして、環境を守る食と農の活動に役立てています。
小田原で超えてく!
『小田原ブルーベリージャム』(190g)
参加者アンケートより
・今回は貴重なお時間ありがとうございました。これからも応援しています。
・暑いなか、ありがとうございました。大きい粒をとることができて息子がとても喜んでいました。緑みかんのジュースもおいしかったです。ブルーベリージャムを注文したので、届くのを楽しみにしています。
参加者からの応援メッセージ