「多摩川河口干潟観察会」を開催しました
8月3日、川崎市川崎区多摩川の干潟で「多摩川河口干潟観察会」を自然観察指導員の資格を有する講師のもとで開催し、組合員18名が参加しました。暑いなかでの開催となりましたが、当日は風もあり、熱中症対策を取りながら、参加者全員最後まで元気に過ごすことができました。
大潮(おおしお)の干潟は生きものがいっぱい
干潟は春から夏の大潮のころが最も潮がよく引きます。当日は、満月(大潮)の翌日。水が引いた干潟にはチゴガニ、アシハラガニなど5~6種のかに、スジエビの仲間、ハマグリなどさまざまな生きものたちが生息していました。参加したおとなも子どもも夢中になって生きものを探し、講師の説明を聞きながら観察しました。
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捕まえたかにを観察しよう
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おなかを見るとオスかメスかわかります
観察後には、高度成長期の多摩川が合成洗剤などで汚染されていたこと、その後の取り組みによってさまざまな生きものが住むきれいな多摩川がよみがえったという説明を聞き、環境保全の大切さを学びました。
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昔、多摩川は泡だらけでした
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暑いなか、お疲れ様でした
この観察会は、1995年に当組合の前身のひとつ、生活協同組合ゆいの環境課題企画「多摩川カニとり遊び」としてスタートしました。その後、呼び名をあらためながらも、今では数少なくなった干潟で生きものにふれ、自然環境の大切さを知ることのできる取り組みとして、毎年多くの組合員家族から親しまれています。パルシステム神奈川は今後も次世代につなげていく取り組みを行ってまいります。