三つの産地協議会 総会開催のご報告
パルシステム神奈川では三つの産地協議会(花巻食と農の推進協議会・宮城みどりの食と農の推進協議会・小田原食と緑の交流推進協議会)を設立し、環境保全・資源循環型農業の推進、交流を通じて産地、消費地両者の地域発展に寄与することを目的に活動を行っています。
昨年度から再開した産地交流会も、今年度は例年通りの開催ができるようになり、三つの産地協議会も集合して通常総会を開催することができました。関係団体が直に話すことで、日本の農(食文化)の継承について生産者と消費者の相互理解を図り、産地と消費地の距離を“超えてく”ことができました。
「第22回小田原食と緑の交流推進協議会通常総会」
6月24日、小田原産直組合、パルシステム連合会、当組合、小田原市で構成する「小田原食と緑の交流推進協議会」の第22回通常総会が小田原市で開催され、63名が参加し、すべての議案が承認されました。また、小田原で農の学校を開催しているNPO法人小田原食とみどりの総会も同会場で開催され、すべての議案が承認されました。
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総会終了後には出席者との交流の場を設け、協議会関係者のインタビュー動画を上映。ジョイファーム小田原30周年の節目に、パルシステム、NPO法人小田原食とみどり、ジョイファーム小田原が積み上げてきた交流の歴史を振り返るとともに、今後も小田原の食と農業の課題に取り組むことを確認しました。
通常総会集合写真
ジョイファーム小田原30年の振り返り
「第15回花巻食と農の推進協議会通常総会」
7月31日、花巻農業協同組合、花巻市、パルシステム連合会、当組合で構成する「花巻食と農の推進協議会」の第15回通常総会が岩手県花巻市で開催され、50名が参加し、すべての議案が承認されました。
付帯企画
総会終了後にパルシステムの“お米で超えてく”説明、2023年度の交流紹介を行いました。
二日目は産地見学として、産地交流会で組合員が田んぼ体験をする交流田、成島和紙工芸館での紙すき、南部曲がり家での昼食などを体験しました。
通常総会集合写真
交流田の見学
「第14回宮城みどりの食と農の推進協議会通常総会」
7月10日、新みやぎ農業協同組合、大崎市、涌谷町、美里町、パルシステム連合会、当組合で構成する「宮城みどりの食と農の推進協議会」の第14回通常総会が当組合の新横浜本部(横浜市港北区)で開催され、45名が参加し、すべての議案が承認されました。
付帯企画
総会終了後に新みやぎ農業協同組合とパルシステム神奈川の2022年度交流紹介、パルシステムの“お米で超えてく”取り組み説明、新みやぎ農業協同組合のササニシキ60周年取り組み紹介がありました。二日目は横浜市金沢区の「フードバンクかながわ」を見学しました。
通常総会集合写真
新みやぎ農業協同組合ササニシキ60周年取り組み紹介
今後も交流を通じてお互いの地域の活性化を図っていくことを再確認し、それぞれの協議会総会を終了しました。