夏休み♪ SDGs推進活動『2030SDGsカードゲーム』講座を実施しました

7月24日、組合員に向けて『2030SDGsカードゲーム（※）』講座を実施し、おとな5名、子ども5名、ボランティア5名が参加しました。

（※）2030SDGsカードゲーム：SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。詳しくはこちらから⇒

未来の地域社会づくりに向けて

当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。

組合員に向けては“はじめて”

地域・学校への出前講座としては2020年度から講座を開催していました。一方、学校などが申し込みをしないと受講できないため、組合員の方からはお子さんに向けて、またご自身が受講したい！ という声をいただいていました。そういった声を受けて、今回はじめて組合員を対象に講座を開催しました。

全体の流れ

”子ども”と”おとな”で分かれて95分間（休憩5分）の講座を実施しました。
講座前半では、SDGｓの概要について17の目標事例と合わせて説明。後半は、SDGｓが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を考えていただきました。“一人ひとりの選択”が社会を変えていく、この取り組みスタイルは、“世界を転換transformするために”、一人ひとりがアクションを起こしていこうとするSDGsの取り組みと通ずることを伝えます。

ゲームの実践

作戦会議1分　前半9分　中間発表5分　作戦会議1分　後半15分　結果発表5分
各自が他者とのコミュニケーションや交渉を促進させる仕掛けとなっています。目的に向かって、話し合い、他者の目的を理解して交渉するという経験を積みます。前半は自分の目標達成に奔走、結果目標を達成できても世界を見渡すと環境や社会は課題がたくさん。その後、中間発表を経て世界の状況やゲームの目的を俯瞰し、豊かな世界とは何かを考え、そのために自分ができるアクションについて考えていく様子がうかがえました。

参加者の声より

《子ども》
・参加のきっかけは、親に言われてだったけれど、講座を受けたことでSDGsのことがよくわかった。
・人見知りのため、はじめはとても緊張したけれどゲームをとおして交渉したり、協力することで緊張がほぐれ、結果、みんなで目標を達成でき楽しむことができました。環境問題など関心のない子にもこういったゲームをとおして伝えていきたいと思いました。

《おとな》
・たとえば、マイクロプラスチック削減の取り組みをしたとき、「海のゆたかさを守る」だけではなく、「つくる責任・つかう責任」につながっていたりとひとつの行動や選択がさまざまなことに繋がっているということに気づかされました。
・はじめはSDGｓについては、よくわからない遠い存在でしたが、とても身近に感じ理解が深まりました。

このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。また、今年度新しい取り組みとして、講座運営に組合員ボランティアが関わっています。現在18名のボランティアが登録・活動しています。10月以降にボランティア募集を行う予定です。