パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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地域連携「大和センター施設見学と環境講座」

7月12日、第23回市民活動助成団体「学びと育ちフリースクール SACHI station」との連携として、SACHI stationに通う生徒を対象に、環境に関する学びを大和センターにて開催しました。

  

団体訪問を通して実現

当組合では市民活動応援プログラム(※)の支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、毎年助成団体に対して訪問をしています。今年度の対象は21団体。そのうちのひとつとして6月9日に「学びと育ちフリースクールSACHI station」を訪問しました。
そこで近況や課題をヒアリングしていくなかで、当団体が開催する授業では環境問題に関する授業を重視し、定例化しているごみ拾いや学びを行い、さらに多角的に学びを深める機会を希望していることをうかがいました。そこで、当組合の環境に対する取り組みを校外学習として開催する運びとなりました。

※市民活動応援プログラム:2000年から当組合は、市民が主体となった元気な地域づくりのため、神奈川県内で活動するNPO法人や市民団体の取り組みを資金面で応援しています。昨年度の「第23回市民活動応援プログラム」では21団体に支援しています。
詳しくはこちら→https://www.palsystem-kanagawa.coop/action/ouen_program/

環境授業

7月12日、夏の日差しが強いなか、生徒6名、引率2名、合計8名を対象に環境授業を開催しました。
午前の部では、大和センター長による施設説明と見学を実施しました。3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取り組み、光熱費削減の工夫、太陽光パネルの紹介など。光熱費削減のためエアカーテンを施しているマイナス20度近い冷凍庫に入ると、それまで緊張していた子どもたちも笑顔になり、当組合の取り組みにぐっと興味をもってもらえました。
さらに午後の部では、学校、地域への出前講座のひとつ「3Rとプラスチックごみ問題」をテーマにした、当組合環境推進課の職員による環境出前講座を開催しました。日常生活に身近にある「生ごみ」「プリント用紙」などをどんな工夫でリデュース、リユース、リサイクルできるか? というワークショップでは、みんな熱心にアイデアを出してくれました。

大和センターの太陽光パネルを見学

環境講座のワークショップに参加

地域の居場所としてさらに地域へ

大和センターが移転して3年目。配送センターが組合員のみなさんへ商品のお届けをする機能だけでなく、施設を地域へ開放し、地域の方々の居場所として利用が広がることを期待しています。移転後すぐにコロナ禍に見舞われてしまいましたが、制限が緩和された今、地域の方に場所を知っていただき、今後は地域の方々の居場所となる取り組みを積極的に行っていく予定です。
すでに決まった予定としては、8月26日(土)「衣類交換会ほか」、10月28日(土)「やまとセンターまつり」があります。また、今回のように課題や居場所探しなどがありましたら、気軽にお問い合わせください。