「味と香りの足柄茶 茶摘み体験!」を開催しました
6月17日、神奈川県足柄上郡山北町にある株式会社神奈川県農協茶業センターの畑で「味と香りの足柄茶 茶摘み体験!」を開催し、組合員7家族(大人11名、小学生5名)が参加しました。
当組合オリジナルカタログ『いいね!かながわ』にも掲載されている『足柄茶緑茶ボトル缶』『足柄茶ほうじ茶ボトル缶』などを取り扱っている、株式会社神奈川県農協茶業センターと当組合は「茶摘み体験」「工場見学」「おいしいお茶の入れ方」など、さまざまな交流を行っています。
今回の交流では「茶摘み体験」「お茶の葉天ぷらの試食」「お茶のおいしい入れ方講座」などをとおして、作り手の思いを知り、理解を深める交流を行いました。
足柄茶について
現在、相模原市(旧津久井郡)、南足柄市、小田原市、秦野市、愛川町、山北町、松田町、湯河原町、真鶴町、開成町、中井町、清川村でお茶が生産されており、総称して「足柄茶」と呼ばれています。
この一帯は気候・風土がお茶の栽培に適しており、茶の品質の目安となる全窒素量が多く、うまみの成分であるアミノ酸も多く含まれていると言われています。「かながわブランド」に登録されているほか「かながわの名産100選」にも選ばれ、味と香りの「足柄茶」と人気です。
茶摘み体験!
集合場所の「開成駅」から畑までのバスのなかでは産地の概要や生産者の現状、高齢化など今後の課題の説明がありました。また「お茶の生産量において、神奈川県は全国で何位でしょう」などのクイズを行ったり、「山北町はどんなところですか」など参加者からの質問もあり、お茶に対する関心が高まった様子でした。
バスを降り、山道を歩くこと10分、畑に到着。農協職員のみなさんに摘み方を教わりながら、いよいよ「茶摘み」がスタート。
バスを降り、山道を登ること10分。
一芯二葉のところを摘んでください
茶摘みをするのは初めての方たちばかり。どこを摘んだらいいのかわからず最初はおそるおそる摘んでいましたが、コツをつかむとどんどん作業をすすめることができました。
途中、揚げたての「お茶の葉天ぷら」をふるまっていただき、ひと休み。参加者は初めて食べる、ほんのり苦い「お茶の葉天ぷら」を堪能していました。「今日の夕飯はお茶の天ぷらにしてー」などとリクエストする声も聞こえてきました。
教わりながら、最初はおそるおそる
気持ちの良い気候のなか、茶摘み体験
ほんのり苦い「お茶の葉天ぷら」試食中
その後、茶業センターへ移動し、農協職員よりおいしいお茶の入れ方について説明していただき、3つのポイント ①茶葉の量 ②お湯の量と温度 ③浸出時間 が大切だということを教わりました。家族ごとにお茶を入れて試飲し、お茶の入れ方を変えるだけで味や香りが違うことにみなさん驚かれていました。
当組合オリジナルカタログ『いいね!かながわ』の説明や家族ごとの超えてく!宣言をしていただいた後、終始笑い声の絶えない会は終了。産地が身近に感じられ、この日この時でしか体験できない貴重な機会となりました。
教わったおいしいお茶の入れ方に挑戦!
笑顔で記念撮影
参加者の声
- とても楽しかったです! 茶葉を摘む作業は無心になってできる感じがあり、もっとやりたかったです!
- お茶畑のずっと続く緑と、もくもくと続けられる茶摘みに癒されました。
- なかなかできない茶摘み体験ができてうれしかったです。また、茶葉の天ぷらやゆっくり急須で淹れたお茶、水出しのお茶もおいしくいただきました。