今年も始まりました!「2023小田原農の学校」
「小田原農の学校」は、自然豊かな小田原で土に触れる楽しさ、農作物を作る楽しさを体験できる農体験の場を、年間をとおして提供しており、「NPO法人小田原食とみどり」「ジョイファーム小田原」と当組合の3団体で運営しています。
2023年度は「たんぼの学校」「はたけの学校」「果樹の学校」「ハーブの学校」の4つの学校を開校。初めての方から10年以上継続している方まで、幅広い方々が参加しています。
「たんぼの学校」では、もみまき、田植え、草とり、脱穀まで、農薬を使用せずに昔ながらの米作りを体験するほか、生きもの観察会やかかしづくりなども行っています。
ここでは6月11日に行われた2回目のたんぼの学校の様子を紹介します。
昔ながらの手植えを体験
1回目(5月7日)に、トレーに土を敷いて種を撒く作業を行い、その種がトレーのうえで大きく成長して、立派な苗に育っていました。その苗を2回目ではいよいよ、田んぼに植えます。この日はあいにくの雨でしたが、雨にも負けず、大きなくしのような定規を使って、一生懸命、苗を均等に効率よく植えました。苗の間からは時折カエルやおたまじゃくしが顔を出し、農薬を使わない安全・安心な田んぼならではの光景を見ることができました。ひととおり植え終えたあと、米ぬかを撒きました。米ぬかは、撒くことによって雑草の発芽を抑制してくれるなどの役割があります。順調に育ってたくさんお米が実ることを願っています。
育った苗
田植え
田植え後の米ぬかまきの様子
「小田原農の学校」では、たんぼの学校のほか、農薬・化学肥料を使わず、夏・秋冬野菜づくりを学ぶ「はたけの学校」、ハーブティーやアロマなど、生活を彩るハーブを楽しく育てながら活用する「ハーブの学校」、果樹の摘果・せん定・収穫など、生産者と交流しながら小田原果樹の知識を広げる「果樹の学校」を開催しています。みなさんもぜひ小田原に足を運んでみてください。
2022年度「はたけの学校」の様子
2022年度「ハーブの学校」の様子