神奈川県内11の小学校などで3Rと電気の環境出前授業を行いました
パルシステム神奈川では、神奈川県(かながわ環境教室)と横浜市(環境教育出前講座)に環境出前講座を登録しています。
2022年度は「3Rとプラスチック問題を考えよう♪」、「未来をつくるあたらしいエネルギー」「カードゲームで体験♪SDGsの世界」、の3講座を登録し、そのうち3Rの講座と電気の講座を11の小学校などで実施しました(SDGsカードゲームの講座も多数実施しました)。
「3Rとプラスチック問題について考えよう♪」
3Rの講座は、神奈川県内の小学校を中心とした11カ所で実施しました。おもに小学3年生から6年生の社会科(ごみの学習)、家庭科(整理整頓の学習)、総合の学習として授業を行いました。
私たちのくらしに多く使われるプラスチックですが、毎年多くのプラスチックごみが海に流れ出ていて、海の生きものに影響を与えてしまっています。私たちにできることとして、ごみを減らすこと(リデュース)・繰り返し何度も使うこと(リユース)・作り直して使うこと(リサイクル)について学び、ごみ問題を自分ごとととらえることが、この授業のねらいです。
講座のなかではパルシステムの3Rについて紹介する動画も視聴しました。動画には牛乳パックがトイレットペーパーにリサイクルされる場面や、リユースびんの洗びん工場の様子が出てきます。牛乳パックやリサイクルされたトイレットペーパーを実際手に取り、さわってみることで、3Rに対する関心も高まりました。
グループワークでは、小さくなって着られなくなった服や食べ物のごみ、ペットボトルなどを、どうすればリデュース・リユース・リサイクルできるか考え、理解を深めました。
クイズを交えながら楽しく授業
グループで3Rについて考えました
3Rの講座の実施校:
横浜市立新吉田小学校、YMCA東とつか学童クラブ、横浜市立都筑小学校、相模原市立中野小学校特別支援級、大和市立大和東小学校、川崎市立向小学校、横浜市立鳥が丘小学校、横浜市立六つ川西小学校、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校、相模原市立宮上小学校、川崎市立中央支援学校高等部分教室 以上11カ所
「未来をつくるあたらしいエネルギー」
電気の授業は、大和市立大和東小学校の5年生のクラスで実施しました。
ふだん私たちが無意識に使用している「電気」について、次世代のエネルギーといえる「再生可能エネルギー」のしくみと、火力・原子力発電との違いについて学び、将来を担う子どもたちが「電気」との付き合い方や選び方を考えるきっかけとなることがこの授業のねらいです。
授業のなかで、地球温暖化の影響で充分に食物を得ることができずにやせ細ってしまったシロクマの動画を視聴し、地球温暖化をはじめとする環境問題に対して何ができるかを考えました。
電気のしくみについて学びました
これから取り組みたいこと
3Rの講座、電気の講座、それぞれの授業の最後に「これから取り組みたいこと」をカードに記入してもらいました。
3Rの講座では「買うときに必要か考える」「物を大切に扱う」「食べ残しをしない」など、電気の講座では「使っていない部屋の電気を消す」「冷蔵庫を開ける時間を短くする」「再生可能エネルギーについてもっと調べたい」など、一人ひとりができることを考え、これからの行動に結びつけることができました。
一人ひとりが自分にできることを考えました
パルシステム神奈川では2023年度も環境出前講座(3R、SDGsカードゲーム、電気)を実施します。
●地域・学校への出前講座(パルシステム神奈川ホームページ内)
●環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~ (神奈川県ホームページにリンク)
●横浜市環境教育出前講座(横浜市ホームページにリンク)