LPAの「教育費ミニ講座&おしゃべりCafé」を開催しました
11月30日、ふらっとパル鶴見 230Cafeにて「教育費ミニ講座&おしゃべりCafé」を開催しました。
講師はファイナンシャルプランナーの資格をもち、当組合でLPA(ライフプラン・アドバイザー)として登録している組合員が担当しました。LPAは中立な立場でくらしのなかのさまざまなお金の問題に、生活者目線でお答えしたいと活動しているメンバーです。
今回は初の試みとして、教育費ミニ講座と、普段気になっているくらしのお金のことを「LPAと気軽におしゃべりできる場」としました。
教育費ミニ講座
はじめに講師から「人生の3大資金のひとつといわれている教育費。とはいえほかの住宅資金や老後資金と比べ、使う時期の予測がつきやすい費用です。子どもが小さい時から計画的に準備し、最も教育費がかかるピークがきても慌てないようにしておきましょう」と話しました。
講座では、幼稚園から大学まで、最も教育費がかかる時期や概算費用など、統計データなどを参考に説明していきました。具体的に「幼児教育無償化」でもかかる費用や、私立校・公立校の費用の差、制服代など授業料以外にかかる費用、習い事・塾にかかる費用などについて解説して行きました。
講座の最後に講師は、「教育費を『ライフプラン表』に記入し、見える化することが大切です。ピークがいつ頃で、どのくらいかかるのかを把握しておきましょう。そしてどのような進路を選び、そのために必要なことは何かを家族でよく話し合い、周囲に影響されない“ぶれない軸”を作っておくことも大切です」と話しました。
おしゃべりcafé
講座の後はお茶を飲みながら、気軽なおしゃべりタイムです。
「かかる教育費はどのように貯めたらいいですか」「共稼ぎだが夫婦の口座はどのように管理するのがいいですか」「習い事の辞め時がわからない」「投資はした方がいいですか」「学資保険は入っていた方がいいですか」などさまざまな質問がでました。
「必ず必要になる教育費は投資で工面しようと考えない方がよい」「固定費は夫、教育費は妻の口座からなど、夫婦でよく話し合うこと」「ピアノ・水泳は〇級までなどとお稽古ごとの辞め時を子どもとよく話し合うこと」など講師が質問一つひとつにていねいに答えました。今の受験事情など子育ての先輩でもある講師自身が体験したエピソードや具体的なアドバイスもあり、驚きと気づきがあったようです。
子どもが生まれて将来のお金が気になり始めた参加者や教育費のことは心配だけど何を相談したらよいかわからないという参加者が気軽に相談でき、終始笑い声のたえない、なごやかな雰囲気の会となりました。
和やかな雰囲気のなか、LPA講師と気軽におしゃべり
教育費ライフプラン表で、必要な教育費を「見える化」
参加者の声
・いままで、ぼんやりとしか考えていなかったことが、今回はっきりとわかり、すっきりしました。
・思っていたよりも教育費ってかかるんだなとわかりました。現実と向き合って、将来のお金のことについて夫とよく話し合いたいと思います。
・講師の方の実体験を聞くことができ、とても参考になりました。
・ライフプランを見直すきっかけとなり、よかったです。
・現実がとてもよくわかりました。夫と話し合い、わが家の「ぶれない」を決めていこうと思います。