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  • 食と農 産地交流

「さつまいも収穫体験」を開催しました

11月12日、小田原市曽我みのり館周辺の畑で、NPO法人小田原食とみどり主催「さつまいも収穫体験」を開催しました。

例年は、さつまいも栽培体験として、植え付け・草取り・収穫の全3回を行い、気軽に土に触れ合う体験や小田原の農産物を身近に感じてもらう機会として開催していました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、収穫のみの体験となり、午前、午後の2部に分かれて組合員と小田原市民の合計38家族139名が参加しました。

広々とした畑でさつまいも収穫!

収穫体験は、事前に「農の学校(はたけの学校)」でインストラクターをされている報徳ワーカーズの方々とNPO法人小田原食とみどりの職員が、4種類(安納芋、鳴門金時、黄金千貫、紅まさり)のさつまいもの植え付けを行った畑で実施。
始めに報徳ワーカーズの鳥居さんからさつまいものつる切りや掘り方、鎌の使い方を教えてもらいました。実際につるを切り、土を掘るとさつまいもが姿を現しました。さつまいもを傷つけないように、手でていねいに掘り起こすと子どもの顔より大きいものや小ぶりながらもたくさん実をつけたものなど、さまざまな大きさのさつまいもを収穫することができました。とくに安納芋は豊作で、4種類のさつまいものなかでいちばん多く収穫できました。

インストラクターの鳥居さんより収穫の説明

つる切り作業

さつまいも堀り

収穫が終わると畝崩し(土を平らな状態に戻す)作業とさつまいもを参加家族分に均等に分けて袋詰めする作業を分担して行い、ひと家族、4種類のさつまいもを合計10㎏程度持ち帰ることができました。

こんなに大きいさつまいもが掘れたよ♪

団子3兄弟みたい!

計量中~どのぐらい収穫できたかな~

さつまいもは1カ月ほど保管すると甘みが増しておいしくなるそうです。
参加した子どもたちからは「これまで見たことがないぐらい大きなさつまいもが掘れてびっくりした」「団子3兄弟みたいなさつまいもが掘れてうれしい」などの感想を聞くことができました。

NPO法人小田原食とみどりでは、農薬を極力使用しない栽培を行っているため、バッタ、カエルなどたくさんの生きものを観察することもできました。天候に恵まれ、穏やかな陽気のなか、自然豊かな小田原に触れることができた日となりました。

【NPO法人小田原食とみどり】

農業体験を中心とした交流事業をとおして、都市と農村を結び地域活性化や環境保全と地域資源が循環する社会づくりをめざす非営利活動団体です。小田原地域の耕作放棄地を活用し、農業体験 「農の学校」などを企画・運営しています。当組合では、小田原地域での耕作放棄地を活用した農業体験や生産者との交流企画などの業務を委託しています。