「自然観察会&センターを知ろう!」を開催しました
10月22日、麻生センターからほど近い「むじなが池公園」にて、全国森林インストラクター神奈川会の片山篤史氏を講師に迎えて自然観察会を行い、組合員5家族12名が参加しました。
秋の自然を探そう
スタート地点の白山神社の境内では、さっそく講師がカタバミで10円玉をこすり、シュウ酸の作用で銅貨がピカピカになることを実演すると、子どもたちもマネして10円玉をピカピカにして、喜んでいました。また、参加者が境内で大きなカマキリを見つけたときには、「本来木の上にいるはずのカマキリが土の近くにいるのは、カマキリの体内に寄生したハリガネムシが水の近くに誘導しているのかもしれない」という自然の不思議なお話も講師からうかがいました。
なかなか抜けないチカラシバ
ジョロウグモのクモの巣は黄色いんですよ
神社から7~8分歩くと、むじなが池公園に到着。うっそうとした森の中に真福寺川の源流のひとつである池があります。「むじな」とはアナグマのことだそうで、かつては(今も?)アナグマがたくさんいたのかもしれません。池の周りでは、根元に細かい木くずがある木を発見。どうやらキクイムシを媒介とした樹木の病気「ナラ枯れ」の影響らしく、最近流行しているということでした。
森の中の階段を上る途中にはいろいろな種類のキノコやムカゴ、足元にはタチツボスミレが。タチツボスミレがコンクリートの階段の隙間から生えているのは、アリがスミレの甘い種を巣に運んだからかもしれないという説明に、アリをも利用する植物のたくましさを感じました。
公園を抜けて麻生センターへ向かう途中でも、ギンナン、アケビなどの秋の木の実やカマキリの卵など秋の自然をたくさん見つけました。
森の階段を抜けて
いろいろな種類のキノコを見つけました
アケビがなっています
カマキリの卵を発見!
麻生センターを知ろう
自然観察会のあとは麻生センターの見学を行いました。参加者は、組合員にお届けする食材を保管するための冷凍冷蔵設備のほか、組合員から戻していただいたリユース・リサイクル品がセンターでどのように集められているかなどを見学しました。
最後に麻生センターの太陽光発電について、表示板を見ながら説明がありました。麻生センターの屋上には太陽光発電パネルが設置されており、つくられた電気はセンター内のパソコン、照明、冷蔵庫などで使われています。
資源プラスチック(まとめ袋)はここ
今日も発電しています
パルシステム神奈川の13の配送センターのうち太陽光発電設備があるのは現在5センターですが、今後もさらなる脱炭素化に向けて、配送センターでの太陽光発電設備導入を計画していきます。