SDGs推進活動~「2030SDGsカードゲーム」を川崎市立東生田小学校で実施しました
6月21日、東生田小学校にて「2030 SDGsカードゲーム(※)」を実施し、6年生3クラス97名が参加しました。
未来の地域社会づくりに向けて
当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成を目指しています。
今年もSDGsカードゲームを実施したい
昨年度、実施したところ、子どもたち一人ひとりが協力してSDGsカードゲームに取り組んでいく姿勢がみられたことから、今年度もお申し込みをいただきました。
全体の流れ
6年生3クラスを対象に、川崎市立東生田小学校にて3限、4限を使って90分間(休憩10分)の講座を実施しました。 講座前半では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明。後半は、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を子どもたちに考えてもらいました。
東生田小学校ではグリーンコンシューマーなど環境に対する関心が高いことから、マイクロプラスチックの話をし、“17の目標は繋がっている”ことや“一人ひとりの選択が社会を変えていく”ということを伝えました。
受講の様子
ゲームの実践
<作戦会議1分 前半8分 中間発表4分 作戦会議1分 後半15分 結果発表3分>
3クラス合同の講座だった為、ゲーム実施においては3世界(1クラス単位)で行いました。
3~4人で1チームを構成し、各チームに割り当てられたゴール達成を目指しゲームを進めていきました。中間発表を経て“豊かな世界とは何か”を考え、自チーム以外にも目を向けることにより、自チームおよび他チームとの協力・交渉、世界の状況メーターを意識した行動ができており、自分たちができるアクションを考えながらゲームを進めている様子が見られました。
ゲームの様子
一人ひとりが考えるこれからの豊かな世界
SDGsの学習をこれまでも校内で実施されてきたこともあり、ゲームに積極的に参加している様子が見られました。発言を求める場面においても、挙手する生徒がおり、一人ひとりの意識が高いことが感じられました。ファシリテーターからの「どんな世界に住みたいか」という質問に対し、「技術が今より発展している世界がいい」「誰もが平等に生きることができる平和な世界がいい」などと発言をしてくれました。子どもたちにとって今回の講座、ゲーム、その後の振り返りを経て、自分のこととして考え、行動し、豊かな世界を作るための一歩を踏み出してもらいたいと思います。
このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め、未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。