SDGs推進活動~「2030SDGsカードゲーム」を横浜市立桜台小学校で実施しました
5月31日、桜台小学校にて『2030SDGsカードゲーム(※)』を実施し、6年生3クラス82名が参加しました。
未来の地域社会づくりに向けて
当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。
SDGs最初の一歩
総合的な学習の一環として、今回の講座をきっかけとしてSDGsの具体的な取り組みに移行させ、基礎を築きたいとの小学校からの希望で、実施しました。
全体の流れ
6年生3クラスを対象に、5限、6限を使って95分間(休憩5分)の講座を実施しました。
講座前半では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明しました。後半は、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を考えてもらいました。
今回の桜台小学校では「14海の豊かさを守ろう」や「5ジェンダー平等を実現しよう」に関心が高いことから、その目標に関する話を交えながら、“17の目標は繋がっている”ことや“一人ひとりの選択が社会を変えていく”ということを伝えました。
講義の様子
ゲームの実践
<作戦会議1分 前半8分 中間発表5分 作戦会議1分 後半15分 結果発表5分>
3クラス合同の講座だった為、ゲーム実施においては3世界(1クラス単位)で行いました。
2~3人で1チームを構成し、各チームに割り当てられたゴールの達成を目指しゲームを進めていきました。中間発表を経て“豊かな世界とは何か”を考え、自分のチームだけでなく他のチームにも目を向け、協力・交渉することにより、自分たちができるアクションを考えながらゲームを進めている様子が見られました。
ゲームの様子
学びと気づきから次へ
SDGsは17の目標で構成されていますが、決して単体毎で達成する目標ではありません。17の目標は複雑に絡み合っていて、良くも悪くも影響し合います。一人ひとりの日々の選択が影響をおよぼすこと、決して他人事ではないということを、ゲームを通じて少しでも理解し一歩を踏み出してもらいたいと思います。
このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め、未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。