大豆ボランティアと『つながるゆめ納豆』の大豆収穫を行いました
11月20日、28日に川崎市麻生区の納豆メーカー(株)カジノヤの畑にて、大豆ボランティアを開催し、組合員16家族40名が参加して「収穫」「脱穀」「選別」の作業を行いました。
この企画は、当組合限定の商品『つながるゆめ納豆』の原料となる津久井大豆を㈱カジノヤと組合員ボランティア、神奈川大学の学生、当組合が協力して栽培する取り組みです。
例年、6月の種まきから、草取り、収穫までを行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、種まき・草取りは中止となり、今回の収穫が初めての開催となりました。
収穫前の大豆
短時間で集中して大豆を収穫
収穫の様子
みんなで選別作業
20日と28日の両方とも、午前と午後に分かれて大豆を収穫しました。例年は昼休憩をはさんで、長時間の収穫体験でしたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、午前の部と午後の部に分かれて、短時間で集中して大豆を収穫しました。引き抜いた大豆は、根を折った状態で、ダンボールに入れ、運びました。
大豆は脱穀機に通し、殻や茎を取り除きます。その後、大きな目のカゴを通して小さな茎や葉などを取り除き、大豆を取り出しました。
さらにその大豆の中から、丸くなっていないものや黒いもの、虫に食べられているものなどを取り除き、きれいな丸い形の大豆だけを商品に使用する大豆として選別しました。
選別作業は手作業で行うため非常に時間と人手のかかる作業です。傾斜をつけたダンボールを利用して大豆を転がし選別したり、転がらない大豆の中からきれいなものを拾い集めたりして、家族ごとに協力しながら作業を行い、大豆を選別することができました。
また、神奈川大学の大学生の発案で、収穫した大豆を箸でつかむレクリエーションも行いました。丸い大豆を箸でつかむのに、参加者のみなさんは悪戦苦闘しながら、小さい大豆を一つ一つつかんで、数を競い合いました。
また、参加者からは「納豆を作るのに大変な労力がいることがわかりました」「貴重な体験ができました」「また参加したいです」などの感想が寄せられました。
箸つかみゲームで悪戦苦闘
この日に収穫した大豆は来年の秋には『つながるゆめ納豆』として『いいね!かながわ』チラシに掲載する予定です。ぜひお試しください。