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「JAいわて花巻 しめ縄作り体験~オリジナル正月飾りで新年を迎えよう」をオンライン開催しました

12月10日、JAいわて花巻の生産者と、会場となる麻生センターの会議室とをオンラインでつなぎ、7名の組合員がオリジナルの正月飾りの製作に取り組みました。

『エコ・岩手ひとめぼれ』の産地JAいわて花巻と当組合とは、年4回の産地での農作業体験や女性生産者による料理教室、センターまつりやパルゆめつなごう展(商品展示会)などで長年交流を深めています。

JAいわて花巻の生産者とオンラインで交流

例年、冬の産地交流や、生産者を神奈川県に迎えてのしめ縄作り体験を行ってきましたが、コロナ禍の今はオンラインで実施。企画・運営は、昨年度から今年度にかけて交流産地としてJAいわて花巻を応援している川崎北エリアによって行われました。
※川崎北エリアは、おうちでお米を育てる「バケツ稲」にも挑戦しました。その様子は川崎北エリアブログ「★ポップコーン★」に掲載しています。

そのようなゆかりのある川崎北エリアの活動組合員による司会のもと、しめ縄作りを通じたオンライン交流がスタート! 参加者のみなさんは、JAいわて花巻の生産者にお会いするのもしめ縄作りも初めて。そこで司会者が代表して、生産者のみなさんにいくつか質問をしました。

まずはコロナ禍の産地の様子について。すると生産者からは「ふだんどおりの生活だよ。隣の家とも200~300mも離れているし、密になるのはコンビニやスーパーに行ったときくらいだよ」との返答が。首都圏に住む私たちの生活とは異なり、生産者のみなさんが比較的安全に過ごされている様子がうかがえました。

そして気になる今年のお米のでき具合についても。「昨年同様の良作! だから安心してお米をおかわりしてくださいね!」との答えが返ってくると会場には笑いが起こり、なごやかな雰囲気になりました。

縄ないに初挑戦!

質問を終えたところで、いよいよしめ縄作りです。最初に行うのが、なじみの薄い“縄ない”の作業。画面越しに教わるも、手の動きがなかなかつかめず、参加者のみなさんは四苦八苦。生産者に質問したり、お隣同士で協力したりしながら縄ないをすすめていました。

3本の細い縄ができたら、それらをさらに1本の太い縄にして輪にします。輪にしたものを土台に、鯛を型取った飾りなどを付け、余分なわらをハサミで切り落とし、ようやく完成です!

一人ひとりでき上がったものを手に、生産者のみなさんにお披露目

生産者からは、「みなさん、じょうずにでき上がったので安心しました。これで無事正月を迎えることができますね」とお褒めのコメントをいただきました♪

最後に生産者と参加者全員で記念撮影。短い時間でしたが、生産者と交流しながら立派な正月飾りができ上がり、満足な様子で会を終えました。

来年もよい年になりますように

参加者からは

・むずかしかったですが、とても楽しかったです!
・リモートの企画(勉強会など)にいくつか参加したことがありますが、遠方とつながるのは初めてで、なぜか感動しました。ありがとうございました。
・リモートで直接お話が聞けて、わかりやすかったです。

などの感想が寄せられました。

当組合では、今後もJAいわて花巻との交流を企画しています。ぜひ、ご参加ください。