SDGs推進活動~県立高校で『2030SDGsカードゲーム』を実施しました
11月16日、神奈川県立城郷高校にて『2030SDGsカードゲーム』を実施し、3年生8クラス309名が参加しました。
未来の地域社会づくりに向けて
当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。
2030SDGsカードゲーム
「2030SDGsカードゲーム」は、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。詳しくはこちらのページをご覧ください。 2030SDGsカードゲーム
このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。
神奈川県立城郷高校で実施
神奈川県立城郷高校3年生8クラスを対象に、体育館と武道館に分かれ5限、6限を使って実施をしました。講義前半では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明。後半は、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を考えていただきました。“一人ひとりの選択”が社会を変えていく、この取り組みスタイルは、“世界を転換transformするために”、一人ひとりがアクションを起こしていこうとするSDGsの取り組みと通ずることを伝えました。
体育館での講義の様子
武道館での講義の様子
ゲームの実践
作戦会議1分 前半9分 中間発表5分 後半15分 結果発表5分
2~3人で1チームを構成し、チーム内でのコミュニケーションと他チームとの交渉を促進させる仕掛けとなっています。目的に向かって、チーム内で話し合い、他チームの目的を理解して交渉するという経験を積みます。前半は自チームの目標達成に奔走、結果目標を達成できても世界を見渡すと経済、環境や社会は課題がたくさん。その後、中間発表を経て世界の状況やゲームの目的を示唆し、豊かな世界とは何かを考え、そのために自分ができるアクションについて考えていただきました。すると、後半では外に目を向け、協働する場面があちこちで見られました。
カードゲーム実施の様子
前半の世界の状況バロメーター
最終的な世界の状況バロメーター
1人ひとりの選択
神奈川県立城郷高校では、年間をとおして総合的な探求を総合授業のなかで行っています。そこには、共生社会、政治に関する参加、消費者に関する参加など、テーマを持ち、3年生ではそこから進路に関する探究を行っています。今回は、共生社会の単元でSDGsをテーマに取り上げられ依頼がありました。生徒のみなさんには今後、社会に出ていく際のひとつの導になれば幸いです。