小川和男養鶏場交流「卵の話と里芋&八つ頭収穫体験」を開催しました
11月13日、相模センターと近くの畑で、相模原市にある(有)小川和男養鶏場の小川さんを招き、「卵の話と里芋&八つ頭収穫体験」を開催し、組合員9家族24名が参加しました。
小川和男養鶏場は、パルシステムの『産直たまご(赤玉またはピンク玉)』の産地のひとつです。小川さんは相模センターの近くにある畑で鶏糞を有効活用してさまざまな野菜を栽培しています。 “土に気軽に触れてもらいたい” “ 収穫のよろこびを実感してほしい” との思いから、卵の学習会と野菜の収穫体験をセットで企画し、毎年開催しています。
今年の6月はコロナ禍でオンライン開催となり、1年ぶりの現地での開催となりました。
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生産者の小川和男さん
卵の話〇✕クイズ!
まずは、卵について「小川和男養鶏場がパルシステムに卸している『産直たまご』は白玉卵である」「一般用とパルシステム用の卵ではエサが違う」などの〇✕クイズを行いました。小川さんが出荷している『産直たまご』はピンク色なので正解は「✕」。参加されたみなさんはよくご存じで全員正解でした。後者のクイズの正解は「〇」。(パルシステム用のエサは非遺伝子組換えのとうもろこしを主体としている)実際に使用しているエサも見せていただき一般用との色や匂いの違いを比べ、安全安心なエサへのこだわりなども知ることができました。質問タイムでは参加者からの「鶏舎には壁がないとお聞きしましたが台風の時はどうしているのですか?」という質問に「全部壁がないのではなく開いているのは上下90㎝で真ん中には壁があり直接横風はあたらない」ことや、鶏舎は夏、送風機はまわっているが、風がないと暑くにわとりにとっても厳しいことなども教えていただきました。
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〇✕クイズ
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エサの違い
里芋&八つ頭収穫体験!
交流会終了後は畑に移動し、里芋と八つ頭の収穫体験を行いました。今年の里芋は連作障害(毎年同じ場所に同じ作物を栽培すると、土の中の病菌や有害センチュウの密度が高くなったり、土の中の栄養分が不足したりして野菜の育ちが悪くなる)をおこし小ぶりのようでしたが、小川さんの好意でたくさん収穫することができました。また、八つ頭は茎も食べられるそうで持ち帰る方もいました。
参加者からは
- 安全安心な卵をありがとうございます。
- 里芋と八頭の収穫は初めての体験でした。卵についてもよく知ることができました。
- 真摯にお仕事に取り組まれている様子がよく分かりました。
などの感想がありました。
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里芋の収穫
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集合写真
生産者の日々の取り組みや苦労などを理解することができ、安全安心な『産直たまご』を身近に感じる機会となりました。また、小川和男養鶏場には直売所があり、双子卵やアローカナという鶏の青い卵も販売しているそうです。お近くに行かれた際は、ぜひお立ち寄りください。