「2021原爆と人間展」が開催されました
8月21日から23日、横浜そごう前の新都市プラザにて、神奈川県原爆被災者の会、原水爆禁止神奈川県協議会と神奈川県内の生協が連携して取り組む「2021原爆と人間展」が開催され、約6,500人が来場しました。
今回は、来場者が安心して会場内を見て回れるよう展示スペースの間を広くとり、規模を縮小しての開催となりました。被爆者の遺品や原爆ドームの模型展示がない代わりに、神奈川県在住の被爆者の描いた絵がすべて展示されました。
今までの原爆と人間展ですべての絵が展示されたことはなく、多世代の方々が当時の様子を克明に伝える絵を鑑賞する貴重な機会となりました。
さまざまな人々が展示を見られました
すべての国で核兵器禁止条約の批准を
被爆76年となった今年、1月22日に核兵器禁止条約が発効されました。
この条約は核兵器を持つことや使うことなどを禁止するものです。
唯一の戦争被爆国である日本はこの条約に署名・批准をしておらず、当組合や神奈川県原爆被災者の会で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を行っています。
その署名の情報も展示パネルでご案内しました。
二次元コードでオンラインの署名フォームを見ることができ、その場で読み取って見た方や署名をした方もいました。
「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」
核兵器のない平和な世界をめざして、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名にご協力お願いします。詳しくはこちらから⇒
当組合では、今後も戦争・紛争・貧困のない世界をめざして、戦争体験者の声や当時の様子をさまざまな世代に継承していくため、組合員や各団体と連携した取り組みを行っていきます。