パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • くらし・福祉 子育て

オンライン学習会「フードドライブを知ろう! 学ぼう!」を開催しました

7月28日、(公社)フードバンクかながわ設立当初よりかかわりをもつ、当組合の薩本職員を講師に迎え、オンライン学習会「フードドライブを知ろう!学ぼう!」を開催し、27名の組合員が参加しました。夏休みということで、親子で参加された方が多かったです。

一昨年は、組合員のみなさんからご提供いただいた食品の仕分け体験を行い、(公社)フードバンクかながわに寄贈しました。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で集合開催がむずかしいことから、オンラインにてフードドライブや(公社)フードバンクかながわについてのクイズや自宅でできる体験を交えての学習会を行いました。

賞味期限を知ろう!学ぼう!
参加した組合員のお子さんは小学生が大半でしたが、薩本職員の話を熱心に聞き入っていました。

参加者は各自で用意した食品の「消費期限、賞味期限の違い」「表示の見方」「食品の保存期限」「食べるタイミング」について学びました。

参加者の中心は夏休み中の小学生。オンラインですが楽しく参加していました。

クイズで食品ロスを知ろう! 学ぼう!
日本でまだ食べることができるのに捨てられる食品(食品ロス)の量はどれくらいなのか、オンライン投票システムを活用してクイズを出題したところ、子どもたちは日本の食品ロスの量が世界で6番目に多いことを知り、驚いた表情をみせていました。

フードドライブを知ろう!学ぼう!
薩本職員より、食品ロスを減らす仕組みのひとつとしてフードバンクがあること、食べることのできる余った食品を、フードバンクを通して困っている人に届ける運動がフードドライブであると説明を受けました。

食品ロスを考えよう! フードドライブをしてみよう!
フードバンク、フードドライブについて学んだ参加者と、食品ロスを減らすにはどうしたら良いかを一緒に考え、もう一度、各自で用意した食品を見ながら、それらの食品がフードドライブのできる食品かどうかについて考えました。

講師の薩本職員と司会の元木常任理事。食品の賞味期限の表示を見せながらフードドライブを説明しました。

参加した子どもたちから食品ロス、フードバンク、フードドライブ、(公社)フードバンクかながわについての質問が次々にあがり、活動への理解と関心が深まっていくようすがうかがえました。

 

注釈)公益社団法人フードバンクかながわ
フードバンクかながわは、生活に困窮し、食料を必要とする家庭への支援、食品ロス削減による資源・環境保全を目的とし、パルシステム神奈川を含む12団体で2018年3月に設立された団体です。

(公社)フードバンクかながわについてはこちら