パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 食と農 産地交流

三つの産地協議会 総会開催のご報告

パルシステム神奈川では三つの産地協議会(花巻食と農の推進協議会・宮城みどりの食と農の推進協議会・小田原食と緑の交流推進協議会)を設立し、環境保全・資源循環型農業の推進、交流を通じて産地、消費地両者の地域発展に寄与することを目的に活動を行っています。

例年、産地または神奈川で集合し行っている通常総会ですが、今年度はコロナ禍ということで、オンラインで開催しました。 総会終了後は付帯企画として、写真や動画を使用した2020年度産地交流の紹介とオンラインで産地と消費地をつないで行う産地交流会の模擬体験を行いました。

「第13回花巻食と農の推進協議会通常総会」

7月1日、花巻農業協同組合、花巻市、パルシステム連合会、当組合で構成する「花巻食と農の推進協議会」の第13回通常総会が開催され、41名が参加しすべての議案が承認されました。

付帯企画
今年5月のオンライン交流で植えたバケツ稲の生育状況や機械で除草するようすを中継しました。 昨年の交流の感想として生産者小原さんは「全くわからない状態から始めたので最初は大変でしたが事務局の協力もありオンライン交流ができるようになりました。でも、やはり早く直接組合員と会って交流をしたい」とコメントしました。

通常総会の様子

JAいわて花巻の田んぼから中継

「第20回小田原食と緑の交流推進協議会通常総会」

7月5日、小田原産直組合、パルシステム連合会、当組合で構成する「小田原食と緑の交流推進協議会」の第20回通常総会が開催され、33名が参加しすべての議案が承認されました。

付帯企画
本来なら根府川のみかん畑より中継する予定でしたが前日までの大雨の影響で現地に入ることができず、畑の様子を写真で紹介しました。また、大雨の被害は小田原周辺でも発生しており、生産者鳥居さんの畑もすももの1/3以上の量が出荷できなくなる被害にあったことや近年の雨の降り方は異常で想定外の自然災害が発生していることなど自然相手の農業の難しさを語りました。

通常総会の様子

ジョイファーム小田原の生産者

「第12回宮城みどりの食と農の推進協議会通常総会」

7月20日、新みやぎ農業協同組合、大崎市、涌谷町、美里町、パルシステム連合会、当組合で構成する「宮城みどりの食と農の推進協議会」の第12回通常総会が開催され、34名が参加しすべての議案が承認されました。

付帯企画
生産者斎藤さんが田んぼの様子を中継し、今年は茎数が多く長さが短いのが特徴で、台風がきても倒れにくく、現段階ではいもち病の心配もなさそうなことや収穫も期待できるなど今年の稲の状況を報告しました。また、農薬を極力使用しない田んぼの生きものに関するクイズが出題され、生きものの存在や大切さを学びました。

通常総会の様子

JA新みやぎの田んぼから中継

参加した理事からは「応援しています」「早く会える日を楽しみにしています」など生産者へメッセージが送られました。オンライン交流は多くの方に幅広く産地の魅力を発信していくことができます。今後もオンラインを活用しながら交流を通じてお互いの地域の活性化を図っていくことを再確認し、それぞれの協議会総会を終了しました。