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「2020年度組合員活動報告交流会」(オンライン)を開催しました

3月8日、オンラインにて「2020年度組合員活動報告交流会」を開催しました。今年は、組合員66名、関係者・役職員合わせ総勢100名がオンライン上で交流を深めました。

組合員活動報告交流会は、活動組合員(※)が一堂に会する1年に1度の機会。ふだんは、それぞれ身近な地域で活動していますが、この日は神奈川県内のほかの地域の方とも交流します。1年間の活動を振り返り、次年度に向けて情報交換をする場となっています。

※活動組合員って何?

活動組合員は、「くらしをよくしたい」「みんなといっしょに何かをしたい」という思いから、商品活動をはじめさまざまな組合員活動を行い、私たちのくらしづくり、地域づくりをしている組合員のことです。ひとりでは実現できないことでも、仲間といっしょだとできることがたくさんあります。

オンラインならではの交流会!

今年は、例年のように集まって開催ができないため「オンライン開催ならどんな内容にしたいか」など活動組合員にアイデアを募集し、準備をすすめてきました。たくさん出されたアイデアのなかから、今回は“カタログだけではわからない商品や産地のことが知りたい”との声に応えるべく、スペシャルゲストに登場いただきました。当組合と産地協定を結んでいる3つの産地のみなさんです。遠方は、岩手県(JAいわて花巻)、宮城県(JA新みやぎ)、県内は小田原(ジョイファーム小田原)とオンラインでつながりました。
雪深い交流田んぼの写真を見せてくださったり、米倉庫や雨降る畑からの中継など、工夫を凝らした産地紹介に話し手の生産者の人柄もあいまって、グッと産地が身近に感じられました。

コロナ禍でも“やってみよう”の気持ちを大切に

活動組合員からは、代表して横浜東エリア、川崎南エリア、食育ぱっくん隊、湘南エリアの4つの活動団体が報告。調理や集まっての活動ができないなど、さまざまな制約があるなか“できること”を探りながら“やってみよう”と試行錯誤をしてすすめてきたこと、オンライン企画や動画作成など新しい手法に取り組んだことなどが写真とともに報告されました。なかにはメンバー全員が出演する活動紹介動画のお披露目も。活動紹介のあとには生産者からコメントが寄せられ、オンライン上での再会を喜び、笑顔がこぼれるひとときとなりました。

画像左:スペシャルゲストのみなさん(右上:JAいわて花巻、左下:JA新みやぎ、右下:ジョイファーム小田原) 画像右:自宅からオンラインで活動紹介

新しい形式でも、工夫と知恵でつながれる

2時間の交流会は、産地の写真を使ったクイズや抽選会、グループごとに分かれた交流タイムなど盛りだくさんの内容でしたが、終わってみると「あっという間」という声が多数寄せられました。また、次年度もオンラインで開催するなら「…こうしてみては?」といったアイデアも早速挙がってきています。工夫と知恵で楽しく活動できることに刺激を受けたり、次年度への思いを共有したり、気持ちの面ではこれまで同様につながることのできる交流会となりました。

画像左:記念に集合写真をパチリ★  画像右:今年度は寄せ書き集をつくりました

参加者のアンケートから(一部抜粋)

  • オンラインでの参加で少し不安だったが、生産者の方のお話を聞けたりグループトークも楽しかった。
  • 今年はオンラインだったので移動もなく、子どもを見ながら参加できたこと、とくに今日は雨だったのでとても助かった。コロナ禍でもよいこともありますね。
  • 産地に行ったことがないので、生産者のみなさんの話を聴いたり、産地の様子が見られたのがよかった。

※当組合の組合員活動についてはこちら