大豆ボランティアと『つながるゆめ納豆』の大豆収穫を行いました
11月29日、川崎市麻生区の納豆メーカー(株)カジノヤの畑にて、大豆ボランティアを開催し、組合員15家族53名が参加して「収穫」「脱穀」「選別」の作業を行いました。
この企画は、当組合限定の商品『つながるゆめ納豆』の原料となる津久井大豆を㈱カジノヤと組合員ボランティア、神奈川大学の学生が協力して栽培する取り組みです。例年、6月の種まきから、草取り、収穫までを行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、種まき・草取りは中止となり、今回の収穫が初めての開催となりました。
力を合わせて大豆を収穫
今年は暖冬のため、畑の大豆がなかなか枯れず、緑色の状態のままの大豆が目立ちましたが、まずは畑のすべての大豆を根ごと引き抜き収穫する作業から始めました。 引き抜いた大豆は、根を折った状態で、しっかり大豆となった茶色のものと、まだ緑色のものを分けてダンボールに入れ運びました。
茶色くなった大豆は脱穀機に通し、殻や茎を取り除きます。その後、大きな目のカゴを通して小さな茎や葉などを取り除き、大豆を取り出しました。 さらにその大豆の中から、丸くなっていないものや黒いもの、虫に食べられているものなどを取り除き、きれいな丸い形の大豆だけを商品に使用する大豆として選別しました。
力を込めて根っこから引き抜きます
いっぱい収穫したよ!
選別作業は手作業で行うため非常に時間と人手のかかる作業です。傾斜をつけたダンボールを利用して大豆を転がし選別したり、転がらない大豆の中からきれいなものを拾い集めたりして、家族ごとに協力しながら作業を行い、合計でダンボール9箱分の大豆を選別することができました。
コロコロするのと、しないのがあるね
大豆の選別できました♪
また、神奈川大学の大学生の発案で、参加者のみなさんに、カジノヤのみなさんへのメッセージや感想を記入していただき、「納豆を作るのに大変な労力がいることがわかりました」「貴重な体験ができました」「また参加したいです」などの感想が寄せられました。
参加者から寄せられたメッセージカード
この日に選別できた大豆はほんの一部分でしたが、収穫した大豆はカジノヤで選別して、来年の秋には『つながるゆめ納豆』として「いいね!かながわ」チラシに掲載する予定です。ぜひお試しください。
産地レポーター報告
当組合では、産地交流などのイベントに参加した際、感想や産地へのメッセージを投稿いただく「産地レポーター」を募集しています。今回参加した組合員が投稿してくださったレポートを掲載します。
ペンネーム:ふじさん
大豆がどうできるのか見たことがなかったので、本当に枝豆だったんだと不思議な気持ちでした。収穫は地道な作業ですが日常で過ごせないのんびりした時間でした。
いつも口にしている農作物はどういう工程を経て食卓まで運ばれているのか考えさせられました。
なかなかできない体験で親も楽しく、このご時世なかなか外出ができないので、子どもたちもとても刺激的だったようです。「枝を引っこ抜くのが楽しかった」「豆をとるのが楽しかった」
そして帰りに買った納豆で夜ごはんは納豆パーティーでした。
これからも安全安心な食べ物を食べていきたいです。
力いっぱい引っ張りました
ペンネーム:そうかさん
貴重な大豆収穫体験ができ、充実した時間を過ごせました。
夫は引っこ抜き、根元を折る作業、長男は選別作業、4歳の次男は畑でお弁当また食べたい! と、それぞれ楽しんだようです。
私は納豆が食べられないんですが、かじのやさんの納豆がおいしくて! 驚きました!
持って帰った大豆は、煮物にして食べました。新鮮だからなのか?! とてもとてもおいしくて! みんなで競いあって食べました。
そして大豆農家さんの大変さを痛感し、頭が下がります。これからもお体お大事になさってがんばってください。
大豆の煮物、大好評でした!