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ジョイファーム小田原「産地とつながろう リモート交流」を開催しました

11月25日、ジョイファーム小田原「産地とつながろう リモート交流」を開催し、組合員・役職員あわせて15名が参加しました。

パルシステムと長きにわたり交流があるジョイファーム小田原は、キウイフルーツ、柑橘類、玉ねぎ、梅などでおなじみの産地です。当日は、有機栽培キウイフルーツの畑にいる生産者をzoomでつなぎ、リモートでの交流を行いました。

有機栽培キウイフルーツの畑からリモート交流

はじめにジョイファーム小田原、事務局の大須さんより、紙芝居形式で産地の紹介が行われ、続いて、生産者の鳥居さんより、キウイフルーツを出荷するまでの流れが解説されました。キウイフルーツは、11月の収穫期に一度に収穫し、すべてをいったん冷蔵庫で保管します。そのあと、注文に応じて追熟させ出荷します。出荷のタイミングを見極めることがむずかしいとのことでした。

ジョイファーム小田原を紹介する事務局の大須さん

参加者の反応を見ながら説明する生産者の鳥居さん

その後の「なるほどタイム」では、緩衝帯(※1)、環状剥皮(※2)についての説明のほか、実際に有機で使用しているカゴや受粉の道具の紹介、出荷できないキウイフルーツの状態について、糖度測定器を使用しての追熟の説明など、実演を交えて学びました。有機栽培は、特に使用する道具の管理、書類への記録、受粉作業に苦労するとのことでした。「交流タイム」では、学んだことをクイズ形式で振り返り、理解を深めました。

※1 緩衝帯(かんしょうたい):隣接する畑からの農薬がかからないように設けている地帯。
※2 環状剥皮(かんじょうはくひ):果実を大きく育て、糖度を増すために欠かせない作業。花腐細菌病の抑制にも有益。

生産者へ応援メッセージ

最後に、参加した組合員より生産者へのメッセージを紙に書き、それぞれに読み上げながら発表しました。

「有機栽培の大変さ、苦労を知った」「生産者の愛情や苦労を知って、食べてますます応援します」などのメッセージを伝えました。

紙に書いて想いを伝えました

有機栽培キウイフルーツの畑は、急で細い坂道を登ったところにあり、実際に組合員が訪れるには、難しい場所にあります。画面越しとはいえ、そのような場所を見ることができる貴重な機会となりました。
また、顔を見ながら生産者と同じ時間を一緒に過ごせたことで、コロナ禍のなかでも、商品に込められたつくり手のこだわりや想いを知り、知識が深まる交流となりました。