オンライン学習会「ナチュラル素材で大掃除!」を開催しました
11月13日、PLA(パルシステム・ライフアシスタント)によるオンライン学習会「ナチュラル素材で大掃除!」を開催し、10名が参加しました。
年末の大掃除シーズンが迫るなか、小売店のお掃除グッズコーナーにはさまざまな洗浄剤が置いてあり、何を選んでいいのか困る方もいらっしゃるかと思います。用途別に購入すると使いきれず、台所の隅にたまってしまうことも・・・
本学習会では粉石けん、重曹、クエン酸、酸素系漂白剤、アルカリウォッシュの5品で家中をきれいにする術を、実践を交えて学習しました。
まずは汚れの種類を知ろう!
「掃除の前に汚れの種類や性質を知っておくことが汚れを効率よく効果的に落とすポイント」ということで、まずは、家の汚れの種類と汚れに対応した洗浄剤について講師より説明がありました。
「キッチンの汚れはおもに酸性の油汚れなのでアルカリ性の洗浄剤が効果的。逆に洗面所は石けんカスなどアルカリ性の汚れなので酸性の洗浄剤が効果的。また、アルカリ性と酸性の汚れが混在する汚れもあります。汚れが付いた素材を確認することも大切で、革張りのソファなどは洗浄剤の種類によってはシミになることも。やみくもに試すのではなく、汚れやの種類や素材を確認し、それに対応した洗浄剤を選びましょう」。
5品の洗浄剤で家中きれいに
汚れの特徴を知ったらいよいよ掃除!
実践では、お湯に粉石けんを溶かしてかき混ぜた「とろとろ石けん」を作りました。油汚れの換気扇フィルターに塗り、時間がたったところで歯ブラシでこすりながら洗い流すとすっきりきれいに。また、アルカリウォッシュ水溶液を油で汚れたステンレス板にスプレーしてふき取るとさっぱりきれいになりました。クエン酸水溶液は、キッチンの曇ったシンクにシュシュッとスプレーしてふき取ればピカピカになりました。キッチンの水栓の裏側もていねいにふき取ると気持ちもさっぱり! そのほか、重曹や酸素系漂白剤を使用した実践も行われました。
ナチュラル素材での掃除で最も大切なことは汚れをためないこと。からだに優しい洗浄剤では、こびりついた頑固な汚れを取り除くには限界があります。こまめな掃除こそ、毎日をさっぱりきれいに過ごすポイントだとのことです。
質問タイムでは「作ったアルカリウォッシュスプレーやクエン酸スプレーは、どのくらい保ちますか」「重曹が固まってしまったら効果はなくなりますか」など、活発な質疑応答がありました。
参加者からは「日々、ナチュラル素材での掃除を実践している講師の説明が具体的でわかりやすかった」「洗濯のすすぎにクエン酸を使ってみようと思いました」「とろとろ石けんで換気扇の掃除をしてみます!」などの感想が寄せられました。
PLA講師のみなさんと理事
PLA(パルシステム・ライフアシスタント)とは
パルシステム連合会が定める「PLA養成講座」を修了した組合員が、パルシステム商品に関する情報(商品の成り立ち、商品政策、商品にかかわるさまざまな取り組み)を正確に把握して、くらしの視点に立って多くの組合員に商品の価値を伝える活動です。また、多くの組合員から意見を聴き取り、パルシステム全体の商品に関する活動の活性化と参加の広がりを支援する活動です。