「さつまいも収穫体験」を開催しました
11月1日、小田原市曽我みのり館裏手の畑で、NPO法人小田原食とみどり主催「さつまいも収穫体験」を開催しました。昨年までは、さつまいも栽培体験として、植え付け・草取り・収穫の全3回を行い、気軽に土に触れ合う体験や小田原の農産物を身近に感じてもらう機会として開催していました。今年は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、収穫のみの体験となり、組合員と小田原市民、計15家族36名が参加しました。
大きいさつまいもがたくさん!
例年、参加者が苗の植え付けも行っていましたが、今年は開催できなかったため、6月21日にNPO法人小田原食とみどり事務局とボランティア11名が参加して6種類のさつまいもの植え付けを行いました。
昨年は4種類(シルクスイート、なるときんとき、くりこがね、安納いも)でしたが、新しく2種類(ハロウィンスイート、紫芋)が加わり、6種類を栽培しました。
当日は、小田原で農家を営んでいる鳥居さんご夫妻から、さつまいものつる切りや掘り方を教えてもらい収穫体験がスタートしました。
つるを切ると大きく育ったさつまいもが姿を現し、鳥居さんから教わったとおり、傷づけないよう手で丁寧にさつまいもを掘り起こしました。例年より大きいさつまいもが多く、特に安納いもと紫芋は豊作でした。
生産者鳥居さんから収穫方法を教わりました
つる切りの様子
大きいさつまいも発見!
次に畝崩し(土を平らな状態に戻す)作業とさつまいもを参加家族分に均等に分け袋詰めをする作業を分担して行いました。参加されたみなさんの手際がよく予定より早く終わり、畑は平らできれいな状態に戻りました。
畝崩しの様子
収穫後に計量しました
さつまいもは1か月程保管すると甘みが増しておいしくなるそうです。 参加した子どもたちからは「大きいさつまいもが掘れてうれしい」「畑を平らにするのは思ったより大変だったが楽しかった」などの感想を聞くことができました。
NPO法人小田原食とみどりでは、農薬を極力使用しない栽培を行っているため、バッタ、カエルなどたくさんの生きものを観察することができ、自然豊かな小田原に触れることができました。
NPO法人小田原食とみどり
農業体験を中心とした交流事業をとおして、都市と農村を結び地域活性化や環境保全と地域資源が循環する社会づくりをめざす非営利活動団体です。小田原地域の耕作放棄地を活用し、農業体験 「農の学校」などを企画・運営しています。当組合では、小田原地域での耕作放棄地を活用した農業体験や生産者との交流企画などの業務を委託しています。