「旬のみかんの手作りジャム教室」を開催しました
1月30日、横浜南センター(横浜市金沢区)にて、ジョイファーム小田原の生産者2名を招き、「旬のみかんの手作りジャム教室」を開催しました。
みかんやキウイ、梅、玉ねぎなどでおなじみのジョイファーム小田原は、春の「オニオン祭」や初夏の「梅干しづくり」、夏の「ブルーベリー収穫体験」など、通年の食育活動を通じて組合員と交流を図っています。今回は14名の組合員が参加し、みかんジャムを作りながら交流を深めました。
みかんのジャム? どうやって作るの?
みかんジャムの原料は青島みかん、花見糖、レモン果汁のみ。ジャムの中にみかんの皮も入っているので、マーマレードというべきでしょうか。「夏みかん系のマーマレードなどはあるけれど、みかんのジャムはめずらしい」という声も聞かれました。
みかんの外果皮をむき、輪切りにして、種や果心(中央の白い部分)を取り除いてからミキサーやフードプロセッサーにかけます。薄皮や白い筋には、ジャムのとろみのもとになるペクチンが豊富に含まれているため、みかんの薄皮や白い筋も捨てずに使用します。
種や中央の白い塊はとってくださいね
ジャム作りには規格外のものを使うといいですよ
ミキサーでドロドロになったみかんを鍋に移し、30分以上火にかけます。みかんは水分が多く煮詰める必要があり、その分時間もかかりました。みかんはブルーベリーや梅ほどペクチンが多くないため、煮詰めても大丈夫とのこと。砂糖の入れ時やとろみを生産者に確認してもらい、OKが出たら熱いうちに瓶詰めをして、冷やせば完成です。みかんの薄皮が少し残るかなと思っていましたが、煮ているうちに全部溶けていました。
お楽しみの試食タイム!
調理後は、作りたてのジャムをトーストやヨーグルトにつけて試食。苦味もなく、みかんの甘さが引き立つ、優しい具合のジャムになりました。テーブルで歓談する傍ら、ジョイファーム小田原の菜の花やレモン汁を使用した「菜の花サラダ」を堪能しながら、よもやま話に花が咲きました。
生産者から「小田原で収穫量が多い農作物は、みかん、キウイフルーツ、玉ねぎの3つ。生産者120人がエコ栽培を行っており、コア・フードのキウイフルーツも生産している」とお話をいただきました。
最後にジョイファーム小田原生産者へ感謝の気持ちを込めて、色紙を贈呈。生産者の思いが込められた本物の農産物に触れ、皮ごといただけるありがたさを実感した1日でした。
参加者からのメッセージを手に笑顔の生産者
当組合はジョイファーム小田原と5月10日(日)に「第25回 オニオン祭」を企画しており、今後も組合員と生産者の交流の場を提供していきます。