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映画『ぼけますから、よろしくお願いします』の上映会を開催しました

1月29日、神奈川区民文化センター(かなっくホール)にて、映画『ぼけますから、よろしくお願いします』の映画上映会を開催し、178名が参加しました。

この映画は、信友直子監督によるドキュメンタリー映画。自身の認知症を患った母と、介護のために95歳にして初めて家事を始めた父の姿を、娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた1200日の記録です。

 

映画の案内チラシ

多くの方に参加いただきました

上映中会場では、夫婦のやりとりで笑いが起こる場面や、最後には涙を流している方も多くいらっしゃいました。

上映会の参加者からは

・認知症になったお母さんの揺れる気持ち、悲しみが伝わってきました。どんどん家事ができるようになるお父さんが凄いと思います。“家族”というものを考えさせられました。とても良かったです。

・寄り添って生きることの大切さを感じました。まだ両親の介護をしていないですが、両親のことを思いながら観ました。まだ介護から遠い子ども世代にも観てほしい。

・知人が70代で認知症と診断されていて映画に出てくるお母さんが「年をとったら迷惑かける」という言葉が切なくて考えさせられました。介護保険のことを私たちも知らないことが多く、利用することは私たちの権利なのだということ、両親や知人とも話し合ってみたいと思いました。介護保険のことを学習したいと思います。そして認知症の知人を少しでも支えていけたらと思います。

など、たくさんの感想をいただきました。

 

介護や認知症に関する理解を深めると同時に家族のあり方を考える機会となりました。