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  • 食と農 産地交流

小田原特産の玉ねぎを苗から育てる「小田原玉ねぎを作ってみよう!(植え付け)」を開催しました

12月1日、小田原市曽我みのり館の近くの畑でNPO法人小田原食とみどり主催「小田原玉ねぎを作ってみよう!」を開催し、組合員や小田原市民46家族150名が参加しました。

この企画は、小田原特産の玉ねぎ栽培をとおして、家族で気軽に農体験ができ、農薬や化学肥料に頼らない農業を知ることができる企画で、植え付け、草取り、収穫までの全3回行います。1回目の今回は、玉ねぎの植え付けを行いました。

地元の玉ねぎ生産者に教わり植え付け

生産者から植え付けの説明

はじめに、玉ねぎを育てるための基礎知識や簡単な植え方、玉ねぎといっしょに植えると相乗効果で作物の生育をよくするというコンパニオンプランツのカモミールについての説明を受けました。

 

その後、畑に移動し、生産者の鳥居さんから苗の植え付け方を実演も交えて教わりました。浅く植えると風や雨で抜けてしまい、深すぎると形が変形してしまうため、一目で深さや間隔がわかるように手作りした割りばしを使って苗の植え付けを行いました。根が穴からはみ出たり、すぐ倒れたりと試行錯誤しながら、一つひとつていねいに家族ごとに150本の苗を植え付けました。最後に玉ねぎの苗の周りにカモミールの種をまき植え付け終了となりました。

生産者から直接植え方を教えてもらう

植え付けがんばりました

家族で協力して植え付け

この日は気温が18℃と暖かく、かえるやバッタなどの生きものも観察することができ、小田原の自然を実感できる機会となりました。
次回は3月29日に草取りの予定です。農薬を使わずに育てるためには畑の草取りは欠かせない作業です。玉ねぎの成長が今からとても楽しみです。
1月末には2020年度小田原農の学校の募集が開始いたしますのでお楽しみに!(詳細は当組合HP「イベント情報」をご覧ください。)

看板の前でハイポーズ

植付けでどろんこになりました

NPO法人小田原食とみどり

NPO法人小田原食とみどりは、農業体験を中心とした交流事業をとおして、都市と農村を結び地域活性化や環境保全と地域資源が循環する社会づくりをめざす非営利活動団体です。小田原地域の耕作放棄地を活用し、農業体験 「農の学校」などを企画・運営しています。当組合では、小田原地域での耕作放棄地を活用した農業体験や生産者との交流企画などの業務を委託しています。