~小田原でみかんの収穫体験交流~「柑謝祭」を開催しました
11月3日、(有)ジョイファーム小田原生産者のみかん畑にて「柑謝祭(かんしゃさい)」(みかんの収穫体験交流)を開催しました。
組合員36家族110名と生産者のみなさんなど140名を超える参加がありました。収穫体験をとおして、組合員と生産者の相互理解が深まる企画となりました。
当組合と(有)ジョイファーム小田原が中心となって設立した「小田原食と緑の交流推進協議会」では、小田原地域の活性化や地産地消を目的に、生産者・消費者の相互理解を深める企画などを行っています。「柑謝祭」は今年で5回目の開催を迎えることができました。
みかん畑まで、クイズに答えながら山道をウォークラリー
下曽我駅前にある梅の里センターで開会式を行い、生産者のみなさんと顔合わせ。(有)ジョイファーム小田原の長谷川社長のあいさつのあと、参加者は産地に関する4つのクイズに答えながら、みかん畑へ向かいました。道の途中では、みかんの選果場を見学したり、みかん畑近くに設置した給水場で「緑(あお)みかんジュース」(※)を試飲したりと、参加者は自分のペースで山道を登りました。急な坂が続くちょっとハードな道のりでしたが、途中の景色を楽しみながらみかん畑をめざしました。
※緑(あお)みかん:実の品質をそろえて大きくするため、未熟なまま実を落とす「摘果」したみかんのこと
山の上のみかん畑
みかんがたくさん実っています
生産者といっしょにみかんの収穫体験
生産者のはさみを借りて、みかんの収穫体験がスタート! 参加者はたわわに実った鮮やかなみかんを目の前にすると疲れも忘れて、生産者といっしょになって収穫を楽しみました。生産者からみかんづくりのこだわりなどを聞きながら、みかんの秘密をたくさん教えてもらうことができました。
生産者といっしょに収穫
たくさん収穫できました!
約1キログラムのみかんを収穫したら、再び梅の里センターへもどりました。梅の里センターでは、ブルーベリージャムなど試食のほか、収穫したみかんの糖度チェック体験、みかんの皮の的当てゲームを生産者といっしょに楽しみました。その後、4つのクイズの正解発表! 全家族全問正解とはなりませんでしたが、4人の生産者がクイズの正解発表とあわせて、生産の苦労や伝えたいことを話してくれました。農薬を削減して作っているため虫がついてしまうことがある、イノシシが畑を荒らして苦労しているなど、産地の現状を隠さず話してくれました。最後に、参加者と生産者から当日の感想を話してもらい、互いに感謝の気持ちを伝え合って閉会を迎えました。
みかんの糖度をチェックします
参加者からの感想
生産者からも感想が
みんなで記念撮影
クイズに答えながらのウォークラリーやみかんの収穫体験などをとおして、参加者と生産者の相互理解が深まりました。
産地レポーター報告
パルシステム神奈川ゆめコープでは、産地交流などのイベントに参加した際、感想や産地へのメッセージを投稿いただく「産地レポーター」を募集しています。今回参加した組合員が投稿してくださったレポートを掲載します。