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  • 食と農 産地交流

「さつまいも栽培&収穫体験(収穫)」を開催しました

10月14日(月・祝)小田原市曽我みのり館裏手の畑で、NPO法人小田原食とみどり主催「さつまいも栽培収穫体験」を開催しました。

この企画はさつまいもの植え付け、草取り、収穫の全3回の農体験をとおして、気軽に土に触れ合う体験や小田原の農産物を身近に感じてもらう機会として開催しています。
3回目の今回はさつまいもの収穫を行い、組合員や小田原市民14家族45名が参加しました。

大量のつると大格闘!

6月2日に植え付け、9月15日に草取りを行った4種類(シルクスイート、なるときんとき、くりこがね、安納いも)のさつまいもは、台風の影響を受けることなく無事収穫の日を迎えました。
大きく成長したつるが畑全体を覆っていたので、まずは大量のつる切り作業です。想像以上に重く、大人4~5人が協力しないと持ちあがらないほどでした。 つるをひととおり片づけたら、いよいよさつまいもの掘り出しです。草取りの時よりさらに立派に育ったさつまいもが顔を出していました。

大量のつるを切りました

立派なさつまいもができました

総量481㎏と大豊作となりました!

力をあわせて収穫!

収穫が全部終わると今度は計量です。シルクスイート108㎏、なるときんとき96.5㎏、くりこがね132㎏、安納いも144.5㎏、合計481㎏の収穫になり、近年で一番の大豊作となりました。とくに、例年他の種類より収穫量が少なかった安納いもは今年1番多い収穫となりました。
収穫したさつまいもはひと月ぐらい寝かしたほうが甘みが増し、12~15℃での保存が最適で寒すぎると腐ってしまうということも教わり、参加者は4種類をそれぞれ持ち帰りました。

みなさんで分けました

参加者からは「植え付けから収穫までの農体験をとおして生産者の大変さも知ることができる良い機会となった」との声が多く聞かれました。また農薬を極力使用していない畑では、雑草の種や昆虫を食べ、絶滅危惧種にも指定されている畑にやさしい「カヤネズミ」も観察することができ、改めて自然豊かな小田原を実感する機会となりました。

12月には玉ねぎ栽培・収穫体験を行います。また、1月末には2020年度小田原農の学校の募集も開始いたしますのでお楽しみに!(詳細は当組合HP「イベント情報」をご覧ください。)

NPO法人小田原食とみどり

農業体験を中心とした交流事業をとおして、都市と農村を結び地域活性化や環境保全と地域資源が循環する社会づくりをめざす非営利活動団体です。小田原地域の耕作放棄地を活用し、農業体験 「農の学校」などを企画・運営しています。当組合では、小田原地域での耕作放棄地を活用した農業体験や生産者との交流企画などの業務を委託しています。