「パルシステム商品検査センター見学会」を開催しました
9月20日、パルシステム商品検査センターにて「パルシステム商品検査センター見学会」を開催し、8名が参加しました。
パルシステムは自前の商品検査センター「ぱるあんしん館」では、お届けする商品の衛生指標菌や食中毒菌、農薬、放射能汚染、アレルギー物質の混入などを検査しています。
検査の種類は「微生物検査」「理化学検査」「放射能検査」「アレルゲン検査」の4つ。それぞれ国の基準をクリアすることはもちろん、項目によってはさらに厳しい独自基準を設けています。
自前の検査センターを持つことでより早く検査結果を把握することができ、基準値を超える検査結果が出た場合でも、迅速な対応ができます。検査結果は製造者や産地と共有し、より安全な商品づくりに生かしています。
商品検査設備の見学
見学会では、はじめにパルシステム商品検査センターの概要を映像で視聴し、アレルゲン検査、微生物検査、残留薬剤検査、放射能検査の各検査室を見学しました。安心・安全な商品を供給するために、日々行われているチェックや検査の流れを確認しました。
手洗い実験
汚れ代わりの専用のクリームを塗ってから、普段通りに手洗いをし専用のライトで汚れが落ちているかを確認しました。その結果をノートに記録します。ブラックライトを当てると残った汚れが光ります。手の甲や手首、爪、しわに汚れが残りやすい事がわかりました。 普段の手洗いでは、思いのほか汚れが落としきれていない事がわかりました。
外からの帰宅時や食事作りの前には、入念に手洗いを行うことで「菌」の繁殖を抑える事ができ、食中毒の予防になるという事を知ることができました。
検査室の見学、手洗い実験の後は、実際に日々の検査に携わっている検査員への質疑応答が行われました。
参加した組合員からは「細かい検査項目に驚きました。結果が出るまでに日数を要するということもわかりました。」「食品検査を実際に見られて良かったです。」「パルシステムの商品が丁寧に検査されていることがわかって、勉強になりました。」という感想が寄せられました。