『JAいわて花巻 春の田植え交流』を開催
5月18日〜19日の2日間、岩手県花巻市東和町にて春の交流を開催し、13家族37名、スタッフを含め41名が参加しました。
伝統舞踊鹿踊りがお出迎え
交流会初日、花巻農業高校生徒による花巻地域の伝統舞踊鹿踊りを見学しました。
花巻農業高校鹿踊りは、第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」郷土芸能部門に出場、見事最優秀賞に輝き、あわせて文部科学大臣賞を受賞しました。
田植え体験
はじめて田んぼに入り柔らかな土の感覚にビックリ!生産者とペアになり田植えを手取り足取り教えてもらいました。子どもたちは田んぼの生き物を観察したり、泥んこになりながら自然を体感しました。
田植えの後はサツマイモの植え付けや二十日大根の収穫をさせていただきました。
田植えの説明
歩くのも一苦労
水カマキリみつけたよ!
こんな大きな二十日大根
夕食交流会
夜は小山田美女会(女性生産者)手作りの郷土料理を食べながらの交流会です。
山菜のてんぷらは絶品、地元ブランド牛、おいしいお酒も入り、生産者のみなさんとの会話に花が咲き、話は尽きることなく盛り上がりました。ご馳走さまでした。
育苗センターの見学
2日目は、苗が育てられている育苗センターの見学です。育苗ハウスには青々とした苗で一面がグリーンの絨毯でした。
天気の良い日はハウスの気温が50度くらいまで上がるので、朝4時から水やりや温度調節など田植えの終わる5月末まで苗の管理が続きます。参加者は苗のプレゼントをいただきましたので、神奈川でお米づくりに挑戦です。
絶滅危惧種のメダカやたなごの保護のために
「とうわメダカの里」では、NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会の方のお話のもと生きもの観察を行いました。メダカやタナゴといった絶滅危惧種の保護の話をうかがいました。
子どもたちが楽しみにしていたザリガニ釣りでは、おとなも子どもも真剣に釣りに集中していました。楽しみながら、外来生物のザリガニを釣りあげることで在来種を脅かす生物多様性について考えるきっかけとなりました。
昼食 釜炊きごはん
昼食は釜で炊いた「岩手ひとめぼれ」を贅沢に白米でいただきました。
炊きたてのごはんは格別!ほんのりした甘みが特徴の「岩手ひとめぼれ」のおいしさを実感しました。
産地と消費地「顔が見える関係」をめざして
2日間晴天にも恵まれ、産地の春を満喫する田植え交流となりました。いわての空気や風を感じながら、はじめの田植え体験や美味しいごはんを味わい、いわてを堪能させてもらいました。
JAいわて花巻の生産者のみなさん、本当にありがとうございました。
おいしいお米ができますように!
初夏の交流(6月8日・9日 受付終了)、稲刈り交流(9月28日・29日 募集6月下旬ごろ予定)、冬の交流(11月30日・12月1日 募集9月上旬ごろ予定)と続きます。ぜひお楽しみください。