パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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鹿児島若鶏のおいしさ発見!(鹿児島くみあいチキンフーズ(株))

3月13日に、新横浜本部にて鹿児島くみあいチキンフーズ(株)を招いた学習会を開催し、組合員13名、産地関係者・理事・職員を含め26名が参加しました。

鹿児島くみあいチキンフーズ(株)は、鹿児島県内で卵のふ化からひなの飼育、商品の加工まで一貫して行っている産直鶏の産地です。
パルシステム神奈川ゆめコープでは、2018年10月に公開確認会※を開催しました。

※公開確認会とは

産地での生産方法や安全性への取り組みを組合員が直接確認する、パルシステム独自の取り組みです。

安全・安心の産直鶏が商品になるまで

鹿児島くみあいチキンフーズ(株)は、種卵から生まれたひなをブロイラー生産農家に預託し、飼育された生鳥を鶏肉に処理加工することで、一貫した生産・処理システムを実現している産地です。

 

この一連の流れについて、画像や動画を使用しながら説明していただき、自然の光と風の入る鶏舎で、生産者が手をかけて大切に鶏を育てている様子や、加工までの工程、成長の過程で堆積した鶏糞を発酵させて再利用する資源循環型の取り組みをしていることなどを学びました。

また、公開確認会に参加して、実際に産地で生産の様子を見てきた組合員2名がそのときの様子や感想を報告しました。

その後、丸鶏1羽を包丁で解体をしながら、鶏肉の部位について説明をしていただき、商品に使用されている部位についてや、成形の際に切り取られた肉が無駄なく加工に使用されていることも知ることができました。

パルシステムでは、クリスマス限定の『鹿児島若鶏ローストチキン(骨付モモ)』など、13品目を取り扱っていますが、今回はそのうち、『鹿児島若鶏照焼チキン』のほか3品を試食しながら、産地関係者との交流を行いました。

参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

    • 私たちは数々の命をいただいて生きているのを実感しました。また、携わっている方々は大変な努力をされ安全管理をしてくださっているとよくわかりました。

 

  • 目の前であざやかな手さばきで解体を見られたのは貴重な体験でした。こうして生産者の皆さんと交流できると、商品を見たときに顔が浮かび親近感をもてるのでよい機会だと思いました。