パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「第30回パルシステム生産者・消費者交流会」を開催しました

3月8日、横浜市港北区の新横浜国際ホテルにて「第30回パルシステム生産者・消費者交流会」を開催し、産地や関係団体から80名、組合員87名、理事役職員33名の計200名 が参加しました。

〜聞いて!伝えて!作るこだわり 使うこだわり〜

全国各地の生産者が集合するこの交流会は、組合員が産地へ行くことができなくてもさまざまな商品の生産者と交流できる年に1度の貴重な日です。
今回の交流会のテーマは、「聞いて!伝えて!作るこだわり 使うこだわり」。
「作るこだわりや使うこだわりを生産者と組合員のみなさんが知るだけでなく、その思いを子の世代など先々まで伝えつなげられるようにしたい」という開会の言葉で始まりました。

まず、交流の前のアイスブレイクとして、「文字並べゲーム」を行いました。
袋に入っている文字を並べ替えてキーワードを完成させるゲームです。
用意されたキーワードは、「エスディージーズ(SDGs)」と「アニマルウェルフェア」のふたつ。

SDGsとは、国連が掲げた「持続可能な開発目標」の略称 で、その中のひとつである「つくる責任 つかう責任」がパルシステムの「コア・フード」や「エコ・チャレンジ」に関係していると考えられます 。

また、アニマルウェルフェアは、家畜のストレスができる限り少ない環境で飼育するなどの動物福祉の考え方 で、生産者の方から放牧の環境のお話がありました。

ゲームで会場の雰囲気がなごみ、さらにゲームをとおして質問したいと思うキーワードもたくさん出て、みなさん、交流を待ち遠しく感じる表情となっていました。

理事長の開会あいさつ

文字並べゲームで場がなごみました

大いに盛り上がった交流タイム

交流タイムは、生産者の座席を固定し、組合員が10分ごとに移動する方式です。
各テーブルには質問例が書かれたシートがありましたが、シートを見ることはほとんどなく、産地の状況やこだわり、商品に対する質問など、生産者も組合員も身を乗り出して熱く語る様子があちこちで見られました。

そして、よい香りが会場に漂い始めたと思ったら昼食タイムです。
用意された昼食は、パルシステムの産直食材を使用し、ホテルのシェフが素材の味を生かして調理した特製のお弁当。
この昼食の時間も生産者と組合員がいっしょにテーブルを囲み、お弁当を味わいながら交流することができました。

生産者と組合員の交流タイム

パルシステムの産直素材を利用した特製お弁当

昼食後は、再び交流タイムです。用意された資料だけでなく、タブレットパソコンなども使って説明される生産者に、「そうなんですね!」と大きくうなずき、メモを取る組合員のみなさん。
1回の交流が10分間では足りないテーブルも多くありました。前半後半にわたって合計6回の交流となり、多くの方と話すことができました。

今年も組合員による実行委員会が開催にあたって発足し、交流会当日までの準備や当日の司会進行などを行いました。
生産者と組合員の作るこだわり、使うこだわりが存分に話せる工夫されたプログラムで、お互いに思いを伝え合うことができ、信頼関係が深まる交流会となりました。

多くの方にお越しいただきました