食の作り手と組合員のつながりを橋渡ししてきた、パルシステム神奈川の20年。培われた思いが次世代にどう受け継がれていくのか?――日々奔走する人々を追いました。
設立から現在に至るまで、多くの方々に出会い、支えていただき、地域とともに歩んできたパルシステム神奈川の歴史を、写真と出来事で振り返ります。
(歴代役員一覧)
相模原市と周辺市町村を事業区域とし、職員3名、組合員510名で発足する。
川崎市職員生活協同組合は、川崎市職員労働組合を母体に川崎市の職域生協として設立した。
班別セットと週1回翌週配達が実現され、組合員数が増加する。
それまでの班による「共同購入」から個人で加入できることとなり、組合員数の増加につながる。
川崎市職員生活協同組合から購買事業を分離し、川崎市を中心とした地域生協として独立する。
「けんぽく生活協同組合」「生活協同組合ゆい」の合併に向けて協議を開始。
介護保険制度の開始に合わせ福祉事業に取り組む。以後、横浜市・川崎市の一部で福祉事業所を開設していく。
地域の市民活動団体を経済面で支援する制度がスタートする。
生協と生産者により「環境保全・資源循環型農業」「地産地消」を推奨し、持続可能な農業、地域活性化を目指す先行事例となる。
「小田原食と緑の交流推進協議会」の事務局を担う組織として誕生。以後、交流が深化する。
JAいわて花巻とJA新みやぎは、JAと地元自治体、パルシステム連合会と当組合と協議会を設立。産地交流だけでなく、災害時の支援など相互交流に発展している。
3月から断続的に被災地に職員支援隊を派遣する。
地域団体の中間支援のため、生協とは別組織として設立。それぞれのニーズに即応し、団体の立ち上げやプロジェクト支援を行っている。
主に配送先の高齢者宅などで異変を感じた場合、呼びかけや必要に応じて救急への連絡を行い、人命救助の一端を担っている。
当組合員限定で県内の生産者・メーカーや交流産地の商品を供給する。パルシステム全体ではなく、当組合だけで供給する商品をあつかう。
高校生への給付型奨学金「神奈川ゆめ奨学金」を、運営する当組合が設立した財団法人。奨学金の原資は組合員からいただく寄付で賄われている。
県内の生協、農協、ほか団体が共同で設立した、フードバンクを支援するための組織。同年10月に公益社団法人に認定される。
農協の組合員と生協の組合員がともに交流し、さまざまな活動をとおして地域振興や地域の活性化に取り組むこととなる。
赤ちゃんの生まれた家庭に協賛企業からの記念品などを宅配する、神奈川県、tvk(テレビ神奈川)、当組合のコラボレーション企画。
2020年6月16日開催の第21回通常総代会で組織名称の変更を含む定款変更を決議。 2000年の組織合併以来、親しまれてきた「神奈川ゆめコープ」の名称を変更する。