生活
2017年度〔生活テーマ〕一人ひとりが安心してくらせるおたがいさまの社会をめざす。
さぽねっと交流会
2017年6月14日、新横浜本部にて「さぽねっと交流会」を開催し、さぽねっとメンバーや活動組合員、役職員などが参加し、それぞれのブースで交流しました。「さぽねっと」は、当組合の組合員活動のひとつで、組合員のみなさんが自分の特技や趣味などを教えあうことでくらしを豊かにし、交流の輪を広げることを目的とした講師活動「サポーター・ネットワーク」の略称です。交流会では、さぽねっとメンバーがひとりずつ工夫をこらした講座の紹介を行い、楽しく有意義な交流ができました。
じっくりと講座の内容を聞きました
くらしを楽しむミニ講座
2017年6月19日、新横浜本部にて、くらしに役立つミニ講座が一度に体験できる「くらしを楽しむミニ講座」を開催し、組合員や役職員34名が参加しました。講師紹介のあと、2つのグループにわかれて、「みそ玉つくりと食講座」「『素材がいきる白だし』でアレンジレシピ」「ツナフレーク缶の試食」「ふろしきでバッグやラッピング」などの講座が行われ、参加者は楽しみながら積極的に交流しました。
活発にくりひろげられたミニ講座
保障の見直し学習会
2017年6月19日と23日、新横浜本部にてLPA(ライフプラン・アドバイザー)による保障の見直し学習会を開催し、延べ16名が参加しました。少人数でなごやかな雰囲気のなか、「知って安心! 生命保障」では、万が一の場合に備える生命保障の考え方について、「知って納得! 医療保障」では病気への不安に備え、公的社会保険制度や医療保険の基礎について学びました。
わかりやすい講座の様子
おこづかいゲーム&教育費講座
2017年7月24日、新横浜本部にてLPA(ライフプラン・アドバイザー)による「おこづかいゲーム&教育費講座」を開催し、18家族(おとな16名、子ども19名)が参加しました。子どもはすごろくゲームで楽しくおこづかいゲームを、保護者は教育費講座を受講する内容で、夏休みのはじまりに親子でお金の大切さを学ぶよい機会となりました。
お金の使い方を楽しく学びます
日本の奨学金のあり方を考える
2017年9月5日、新横浜本部にて学習会を開催しました。いまや大学生の約半数が借りているという奨学金。その返還ができずに苦しむ人が増えている現状があります。学習会では弁護士の岩重佳治氏をお招きし、奨学金問題の実状と背景に横たわる問題、私たちはどのような視点に立ち、解決に向けた取り組みをすすめればよいのかなどについて理解を深めました。
講師の岩重佳治氏
くらしの見直し講演会 「捨てずに減らすエコ暮らし~アップサイクルを楽しもう~」
2017年9月6日、横浜市中区の横浜市技能文化会館にて生活コラムニストのももせ いづみ氏を講師に迎え、くらしの見直し講演会を開催し、51名が参加しました。捨てずに減らすくらしのアイデアやアップサイクルの発想に参加者は引き込まれ、熱心に聞き入りました。
ももせ氏のわかりやすいお話に、参加者は共感しました
親子のための防災教室
2017年9月18日、ふらっとパル茅ヶ崎にて「親子のための防災教室」を開催し、12組31名の親子が参加しました。講師に迎えた女性防災クラブ平塚パワーズのみなさんより、実習を交え、災害時には地域での助け合い、支え合いが何よりも大事で、ふだんから地域での防災に関する啓発や学び合いが効果的であると教わりました。当組合では、今後も地域での防災意識の向上につながる取り組みを行っていきます。
バスタオルが防災頭巾に早変わり
乳がんについて知ろう~あなたとあなたを大切に思う方のために
2017年10月13日、アートフォーラムあざみ野にて、乳がんについての学習会を開催し、19名が参加しました。講師は、自身も乳がん経験者の武岡ひとみ氏。ピアサポートよこはまという団体で、がんに罹患された方やそのご家族からの相談、サポート活動をされています。学習会では、当時者としての体験、その後に学ばれたことをお話しいただきました。
学習会の様子
エシカル・コンシューマーになる~でも、エシカルって?!~
2017年10月3日、障害者スポーツ文化センター横浜ラポール にて学習会を開催しました。1985年以来パルシステムの産直交流やPB商品の開発にかかわってきた志波早苗氏を講師に迎え、エシカル消費とは何か、エシカル消費の視点からパルシステム商品や事業活動をどのようにとらえることができるかなどについて解説していただきました。
講師の志波早苗氏
「神奈川県消費生活条例の改正骨子案」について意見を提出
神奈川県の「神奈川県消費生活条例の改正骨子案」に関する意見募集について、消費者をめぐるさまざまな問題があるなかで、消費者被害を防止し、消費者の権利を守る実効性のある条例をめざした改正案となっていると認識しており、2017年10月25日、改正内容について意見書を提出しました。
当組合の地域見守り活動に対し、神奈川県から感謝状が贈呈
2017年11月28日、横浜市中区の横浜情報文化センターにて「地域見守り活動に関する協定」に基づく活動に対する感謝状の贈呈式が行われ、人命救助につながる活動を行った団体として、黒岩県知事から感謝状が贈呈されました。
感謝状を手にするセンター長3名と黒岩知事
神奈川県本庁機関の再編について意見を提出
2017年11月30日、県民局の廃止を柱とする平成 30 年4月の本庁機関再編について、拙速にすすめることに反対する旨の意見書を提出しました。
「一般財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」設立記念式典
2018年1月13日、関内新井ホールにて「一般財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」設立記念式典を開催し、財団関係者、組合員をふくむ約100名が参加しました。日本に住む子どもの7人にひとりが貧困状態(年間の世帯の可処分所得が122 万円以下で生活を余儀なくされている状態)に置かれています。それぞれの子どもが抱える問題はさまざまですが、そのような状況にある子どもたちに寄り添いながら、地域で活動している人・団体・行政などと広く連携して支援していくため、当組合は高校生を対象とした奨学金制度「神奈川ゆめ奨学金」を運営する「一般財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」を創設しました。
「神奈川ゆめ社会福祉財団」関係者一同
湯浅誠氏講演会「なんとかしよう! 子どもの貧困」
2018年2月9日、ユニコムプラザさがみはらにて、湯浅誠氏講演会「なんとかしよう! 子どもの貧困」を開催し、84名が参加しました。子どもの7人にひとりが相対的貧困状態といわれる日本。湯浅氏は何が問題なのかを解説し、自分たちができることについて「子ども食堂」などを例にあげて話されました。その後、参加者はワークショップで問題意識を共有しました。
満員の会場で講演する湯浅氏
生活保護基準の引き下げについて見直しを求める意見書を提出
日本政府は、厚生労働省の生活保護基準の見直し案に基づき、生活保護受給額のうち食費や光熱費など生活費相当分について削減を実施する方針を決めています。2018年2月16日、生活保護基準の引下げに対して、見直しを求める意見書を提出しました。
2017年度 子どもの甲状腺エコー検診
当組合では、放射能による健康被害を心配する保護者の声に応えるため、子どもの甲状腺エコー検診を行っています。2017年10月14・15日、11月18・19日、2018年1月20・21日、2月17・18日の計8日間、新横浜本部、横浜南センター、ぽっぽ町田、新横浜本部の4会場にて、子どもの甲状腺エコー検診を実施しました。 ボランティアで協力いただいた5名の医師と3名の検査技師、そして31名の組合員ボランティアの協力もあり、8日間で 合わせて366名の子どもたちの検診を終えることができました。
甲状腺にエコー検査器をあてながら、医師がその場で説明します
高齢の親を支えるライフプラン講座
2018年2月26日、新横浜本部にて FP 継続研修として、ファイナンシャル・プランナーの柳澤美由紀氏による「高齢の親を支えるライフプラン」をテーマにした講座を開催し、組合員 53 名が参加しました。何かあったときに行動できるための知識をもっておくことが大事で「入院」「介護」「相続」の3つの観点から備えることの大切さを解説いただきました。
講師の柳澤美由紀氏
防災連続講座(おとな編)
2018年3月8日、新横浜本部にて「これであなたも家族の防災士―防災連続講座(おとな編)」を開催し、11名が参加しました。当組合では、地域における防災・減災の啓発活動に取り組んでいます。今回の連続講座は、防災・減災に役立つ知識や技術を学んだあと、実際に家庭で実践し、家族や身の周りの方に伝えるという試みとなっています。
持ち出しバックの中身を考えました