社会的な課題や身近なくらしの課題解決に向けて、〔食と農、くらし・福祉、環境、平和〕のテーマに沿って事業活動や組合員、諸団体と連携して取り組みます。

環境

3R(リデュース・リユー ス・リサイクル)の推進やプラスチック資源の回収強化に加え、CO2排出量削減のための行動計画に基づき、組合員とともに脱炭素の実現に向けた取り組みをすすめます。

ビーチクリーン活動

当組合は、2020年度から神奈川県内でおもに海岸清掃事業や海の美化啓発事業を行う公益財団法人かながわ海岸美化財団(以下、かながわ海岸美化財団)の特別法人・団体会員に加わり、ビーチクリーンを実施しています。

片瀬東浜(藤沢市)にてビーチクリーン

「デコ活」宣言

環境省では、2050年カーボンニュートラルおよび2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動「デコ活」を展開中です。
当組合もこの取り組みに賛同し、2024年5月22日にデコ活宣言を行いました。

3Rの推進~ごみを減らす取り組み

当組合では、国内資源循環と廃棄物の削減をすすめるために、組合員のみなさんとともに容器包装のリユース・リサイクル活動に取り組んでいます。さらにプラスチック削減やごみ焼却量削減の取り組みも推進しています。

「このごみは収集できません」講師の滝沢秀一さん

多摩川河口干潟観察会

2024年6月8日、川崎市川崎区多摩川の干潟で「多摩川河口干潟観察会」を自然観察指導員の資格を有する講師のもとで開催し、組合員12組(31名)が参加しました。
この観察会は、1995年に当組合の前身のひとつ、生活協同組合ゆいの環境課題企画「多摩川カニとり遊び」としてスタートしました。その後、呼び名をあらためながらも、今では数少なくなった干潟で生きものにふれ、自然環境の大切さを知ることのできる取り組みとして、毎年多くの組合員家族から親しまれています。

かにを観察

夏休み子ども環境ワークショップ

2024年8月9日、パルシステム神奈川 新横浜本部(横浜市港北区)にて、夏休み子ども環境ワークショップを開催しました。未来の地球環境保全を担う子どもたち(小学生)を対象にした環境啓発企画として、午前に、水をテーマにした「水博士になろう!」午後には、生き物をテーマにした「生きものをもっと知ろう!」の2種類の環境ワークショップを同日開催しました。

ワークショップの様子

飯舘電力バーチャルツアー

2024年11月21日、飯舘電力株式会社 取締役副社長である千葉訓道氏と米澤一造氏を講師に迎えた「飯舘電力バーチャルツアー」を開催し、オンラインで38組が参加しました。
2011年3月11日の東日本大震災、福島第一原発の事故からもうすぐ14年が経とうとしています。今も一部が「帰還困難区域」となっている所が残っています。ツアーは、名ナビゲーターの千葉さんと米澤さんから、飯舘電力の成り立ちや発電産地の方の想いなどが紹介されました。また、第7次エネルギー基本計画についても話題がのぼり、「再生可能エネルギーを普及させることが持続可能な社会になる。食の安全も電気(エネルギー)の安全も同じで私たちが何を選択し何を買うのかで世の中は変わる。未来はみんなで変えよう」と話されました。

名ナビゲーターのおふたり(左:千葉さん 右:米澤さん)

脱炭素につながる商品購入でポイント上乗せ&CO₂削減

当組合は、2024年11月から12月にかけて、神奈川県が実施する脱炭素に向けたポイント上乗せキャンペーン「かながわCO₂CO₂(コツコツ)ポイント+(プラス)」に参加。対象となる神奈川県産の農産物や加工品を購入すると、パルシステムで使用できる通常のポイントに加え、1商品あたりプラス50ポイントから100ポイントを付与します。(2024年9月12日報告)

『つながる ひろがる ゆめ納豆(たれ・からし付)』の包材

「リニューアブルディーゼル」を試験導入

当組合では、2025年2月18日から、藤沢センターで廃食油などを再利用した燃料「リニューアブルディーゼル」の試験導入を開始しました。
宅配トラックの燃料として使用し、削減量や費用などを検証しながら本格的な導入をめざします。(2025年2月18日報告)

海老名市内のリニューアブルディーゼル給油所での給油の様子

神奈川県内4カ所の小学校などで「3Rとプラスチック問題」の環境出前講座

当組合では、神奈川県(かながわ環境教室)と横浜市(環境教育出前講座)に環境出前講座を登録しています。
22024年度は「3Rとプラスチック問題を考えよう♪」「カードゲームで体験♪SDGsの世界」の2講座を登録し、そのうち3Rの講座を3つの小学校と放課後児童クラブ1カ所で実施しました(SDGsカードゲームの講座も多数実施しました)。(2025年3月6日報告)

クイズを交えながら楽しく授業

プラっとつなぐ石けんケースプロジェクト

戻してもらったカタログ・商品まとめ袋が石けんケースに生まれ変わるこのプロジェクト。2025年1月までの回収量によってプレゼントする石けんケースの数が決まるしくみで、みんなでいっしょに目標に向かって取り組んだ結果、500個プレゼントの目標を達成! 2,609名がプレゼント応募に参加しました。(2025年3月25日報告)

2024年11月からみんなで取り組みました

石けんクチコミ投稿キャンペーン

2024年の6月3日から8月18日までの期間、神奈川の組合員を対象に石けんクチコミ投稿キャンペーンを実施しました。クチコミ投稿件数は84件で、前年同時期と比べると投稿数は約7倍の投稿をしていただきました。(2025年3月28日報告)

意見書など

エネルギー基本計画見直しに対する意見

2024年7月23日、資源エネルギー庁の総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会に対し、「エネルギー基本計画見直しに対する意見」を提出しました。

第7次エネルギー基本計画(案)に対する意見

2025年1月23日、経済産業省 資源エネルギー庁 長官官房総務課に対し、「第7次エネルギー基本計画(案)に対する意見 」を提出しました。