社会的な課題や身近なくらしの課題解決に向けて、〔食と農、くらし・福祉、環境、平和〕のテーマに沿って事業活動や組合員、諸団体と連携して取り組みます。

平和

核兵器のない世界の実現に向けた活動を行います。また、他団体と連携し、世界で起きている紛争や人権の問題を知る機会をつくります。

他団体と連携した国際支援活動

ボランティア協力にてラオス語翻訳シートを貼った絵本

ピースリレー(平和行進)

コロナ禍の影響で、2020年、2021年は行進が中止となり主要ポイントでの集会のみの開催が続いていましたが、2022年度は声をあげない静かな行進でピースリレーが復活し、神奈川県内では2022年5月7日~19日の間、「神奈川県原爆被災者の会」「国民平和行進実行委員会」パルシステム神奈川を含む「神奈川県民ピースリレー実行委員会」の協力のもと開催されました。

県庁へ向かって行進の様子

第1回 テーマパル(課題別交流会)「平和課題」

2022年7月1日、オンラインにて2022年度第1回テーマパルを開催し、8名が参加しました。
平和課題からKNOW NUKES TOKYO 共同代表高橋悠太さんの講演とグループトーク「私の平和宣言」「自分だったらどんなアクションをするか?」をテーマに開催しました。

講演などでメッセージを発信している高橋さん(左)

学習会「ウクライナと避難民の現状と未来」

2022年8月6日、神奈川県立かながわ労働プラザにて「ウクライナと避難民の現状と未来」を開催し、理事・職員を含め来場者39名、オンライン参加者42組の方にご参加いただきました。
ウクライナ出身で川崎市に在住のソロツカさん姉妹にご講演いただきました。

ウクライナの現状を説明するソロツカさん姉妹

2022 ピースアクション in ヒロシマ・ナガサキ

被爆の実相や平和の大切さを学び、次の世代への継承と、核兵器のない世界への思いを共有する場として、日本生協連と広島・長崎両県生協連との共催で1978年から毎年開催しています。今年もオンライン開催となりましたが、全国から多くの参加がありました。(2022年8月15日報告)

2022年8月7日には、子どもだけの平和会議が開催。全国から多くの子どもたちが参加しました

~平和のつくりかた~ 「沖縄戦から平和を考えるワークショップ」

例年実施していた沖縄スタディツアーが感染症の影響で中止となり、2022年度は8月1日にオンラインで沖縄琉球大学教育学部の山口教授による「沖縄戦から平和を考えるワークショップ」を開催しました。

沖縄琉球大学教育学部の山口教授

2022原爆と人間展

2022年8月20日から22日、横浜そごう前の新都市プラザにて、神奈川県原爆被災者の会、原水爆禁止神奈川県協議会と神奈川県内の生協が連携して取り組む「2022原爆と人間展」が開催され、約 7,860人が来場しました。

被爆体験の証言の様子

「超えトーク 世界の核兵器はどうなる?」オンラインセミナー

2022年11月1日、核兵器禁止条約の締約国会議(2022年6月開催)に参加された3名のパネリストを招き「世界の核兵器はどうなる?」と題したオンラインセミナーを開催し、22名が参加しました。核兵器禁止条約の内容や締約国会議の報告、私たちにできることについてお話をうかがいました。

パネリストのひとり、川崎哲さん(ピースボート共同代表、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員兼会長、核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表)

「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金(ユニセフ指定募金)の報告

パルシステム神奈川では、神奈川県ユニセフ協会が取り組む、国や地域・使途を限定した指定募金に協力し、第4次指定募金として2019年度から2023年度の5年間は、カンボジア指定募金の呼びかけを行っています。4年目の取り組みとなった2022年度の募金の呼びかけに、組合員より111万8,372円の募金が寄せられました。みなさまのご理解とご協力、誠にありがとうございました。(2022年12月14日報告)

子どもたちを守るため、ご協力ください

平和・国際フェスタ「ハートカフェ ~ぶらり地球さんぽ~」

2023年2月4日、みどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)にて平和・国際フェスタ「ハートカフェ ~ぶらり地球さんぽ~」を開催し、456名が来場しました。
地域で活動している団体や個人と連携し、戦争体験者の講演会やウクライナの楽器「バンドゥーラ」の演奏など、平和と国際問題について考える場となりました。

バンドゥーラ演奏会 奏者のカテリーナさん

ウクライナから平和を考えるワークショップ

2023年3月21日、国連UNHCR協会職員の天沼耕平氏を講師に迎え、「難民」を自分ごととして考えるワークショップをオンラインで行いました。
当組合では今後も平和の大切さを学ぶ機会をつくり、他団体と連携し国際協力活動を継続的に取り組み、ともに生きる社会をめざします。

国連UNHCR協会職員 天沼耕平氏

ピースアクションinオキナワ~第40回沖縄戦跡・基地めぐり

2023年3月23日~25日、日本生協連・沖縄県生協連共催の「ピースアクションinオキナワ~第40回沖縄戦跡・基地めぐり」が、4年ぶりに現地で開催され、27生協から71名が参加しました。また、現地での学習講演会はオンライン配信されました(220名参加)。フィールドワークには、当組合の組合員理事1名が代表参加しました。

平和問題に関する講演活動を続ける平良啓子さん

意見書など

ロシア政府によるウクライナ軍事侵攻に対する抗議文

この度のロシア政府による違法なウクライナへの軍事侵攻およびロシアのプーチン大統領が核兵器使用を示唆したことに強く抗議します。今回の暴挙は、武力行使を禁止する国連憲章に対する重大な違反であり、欧州にとどまらず、国際社会の平和と秩序を脅かすものです。ロシア政府には、武力行為の即時停止を求めます。