社会的な課題や身近なくらしの課題解決に向けて、〔食と農、くらし・福祉、環境、平和〕のテーマに沿って事業活動や組合員、諸団体と連携して取り組みます。

平和

戦争の悲惨さを知ることや核兵器廃絶に向けた運動など、平和の大切さを学び、次世代に継承します。他団体と連携し、国際協力活動を継続的に取り組み、ともに生きる社会をめざします。

沖縄スタディ~沖縄戦と基地問題~

2021年5月22日、「沖縄スタディ~沖縄戦と基地問題~」を開催し、2018年度沖縄スタディツアーの報告と「沖縄戦と基地問題」についての講演を行いました。当日はオンラインで43名、集合視聴会場(新横浜本部)で2名が参加しました。

参加者からの質問に答える牛島氏

「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金(ユニセフ指定募金)の報告

2021年7月26日から8月13日の間、神奈川県ユニセフ協会のカンボジア指定募金への協力を組合員に呼びかけ、119万1,077円の募金が寄せられました。
パルシステム神奈川では、神奈川県ユニセフ協会が取り組む、国や地域・使途を限定した指定募金に協力し、第4次指定募金として2019年度から2023年度の5年間は、カンボジア指定募金の呼びかけを行っています。みなさまのご理解とご協力、誠にありがとうございました。

子どもたちを守るため、ご協力ください

UNICEFとカンボジアの今を知ろう

2021年7月30日、UNICEFとカンボジアの今を知る学習会を開催し、35名が参加しました。講師に神奈川県ユニセフ協会の関山氏をお招きし、Zoomを使用してオンラインで開催しました。カンボジアでは「子どもへの暴力」が深刻な問題となっています。カンボジア指定基金によって多くの子どもたちの安全と安心を守ることができたと参加者に伝えられました。

カンボジア指定募金は、カンボジアの子どもたちを暴力から守る取り組みに活用されます

2021原爆と人間展

2021年8月21日から23日、横浜そごう前の新都市プラザにて、神奈川県原爆被災者の会、原水爆禁止神奈川県協議会と神奈川県内の生協が連携して取り組む「2021原爆と人間展」が開催され、約6,500人が来場しました。神奈川県在住の被爆者の描いた絵がすべて展示され、当時の様子を克明に伝える絵を鑑賞する貴重な機会となりました。

神奈川県在住の被爆者の描いた絵がすべて展示されました

日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名の報告

2021年8月から2021年11月までの4カ月間、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」に取り組み、78,003筆のご協力をいただきました。お預かりした署名は神奈川県原爆被災者の会をとおして、日本政府・内閣総理大臣に提出します。

みなさんのご協力によって、多くの署名をお預かりしました

核兵器禁止条約ってなに~研究と美術からのリレートーク~

2021年10月15日、核兵器廃絶についての知識を深めるため、核兵器禁止条約の学習会を開催し、12名が参加しました。
講師に長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授の中村桂子さん、丸木美術館学芸員の岡村幸宣さんを招き、核兵器禁止条約の役割や、絵画から読み解く被爆の歴史をお話しいただきました。

丸木夫妻が描いた原爆の図

パルゆめつなごう展&ハートカフェ ~ギュギュっとつまった9日間~

10月23日から31日までの9日間、オンラインとみどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)で開催し、のべ2,049名が参加しました。今回の企画は毎年開催の商品展示会「パルゆめつなごう展」と平和・国際フェスタ「ハートカフェ」を同時開催しました。10月24日は長津田にあるみどりアートパークにて出展・展示・販売を行ったほか、SDGs映画上映会と被爆体験を考えるワークショップを実施し、国際協力・平和活動に取り組んでいる団体・個人の活動を伝える交流の場づくりを開催しました。私たちの日々の小さな行動が世界を変える力になることについてあらためて考えることができました。

「暮しの中のSDGS~私たちにできること~」で対談する俳優の紺野美沙子氏とTAMMY’S TREATS代表の杉原たみ氏

~働く場と地域のつながり~「ともに生きる」ってなんだろう?

2022年2月11日、NPO法人ぷかぷか理事長 高崎明氏を講師に迎え、オンラインにて「~働く場と地域のつながり~「ともに生きる」ってなんだろう?」を開催し、43名が参加しました。
神奈川県は、2016年10月14日に「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めました。この憲章の中に「私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します」とあります。高崎氏のお話を伺い、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会の実現に向けて、私たちができることについて考えました。

終始笑顔の講師 高崎氏

ピースアクションinオキナワ~第39回沖縄戦跡・基地めぐり~

2022年3月25日、日生協主催の「ピースアクションinオキナワ~第39回沖縄戦跡・基地めぐり~」オンライン講演会に、パルシステム神奈川の組合員26名が参加しました。今回参加した幅広い年代の組合員、役職員があらためて平和について学び、考える大切な機会となりました。

戦争体験を語る平良さん

書き損じはがき(アジアの子どもの就学支援)寄付

書き損じはがきによる海外の子どもたちの就学支援寄付を呼びかけ、2021年度分として7720枚の書き損じはがきが集まり、公益財団法人民際センターのダルニー奨学金に寄付をしました。
(2022年5月19日報告)

民際センターへ寄付目録を提出しました

意見書など

ロシア政府によるウクライナ軍事侵攻に対する抗議文

この度のロシア政府による違法なウクライナへの軍事侵攻およびロシアのプーチン大統領が核兵器使用を示唆したことに強く抗議します。今回の暴挙は、武力行使を禁止する国連憲章に対する重大な違反であり、欧州にとどまらず、国際社会の平和と秩序を脅かすものです。ロシア政府には、武力行為の即時停止を求めます。