理事長あいさつ

　2024年度のノーベル平和賞を「日本原水爆被害者団体協議会（日本被団協）」が受賞されました。心よりお祝いを申し上げます。原水爆被害者のみなさまのこれまでの運動に敬意を表し、私たちはこれからも核兵器のない平和な世のなかへの思いをつないでいけるよう努めてまいります。
　当組合が推進する「総合福祉」では、すべての事業と活動に福祉の視点をもって、誰もが安心してくらせる地域づくりをめざしています。その総合福祉の観点から、2024年も当組合の配送センターなどを中心に、人が集う場「居場所」が各所で実施されました。
　地域特性も生かした県内各地でのさまざまな取り組みは、当組合の理念にある「心豊かなくらし」につながっていくと考えます。地域の組合員による運営の積極的なかかわりにも期待をしています。「居場所」で構築された人と人との関係性から、地域を盛り上げ、支え合いの輪が広がっていくことができれば何よりです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年1月  理事長  藤田 順子